この頃、施設(特別養護老人ホーム)に居る
母との面会に際しては、なるべく、小難しい
話題にならないようにしています。
今日は、母の部屋の流れっぱなしのテレビの
番組を見て何の話をしようか決めようと思い
ました。
「こども経済TV」という番組で出汁の話から、
子供達の好き嫌いを治す醤油の話とステーキ
からわかる経済の話でした。
少々、筋からはハズレ気味ですが、食べ物の
ことで、母が言うことにも苛立つことなく、
相槌を打つことが出来ました。
いきなりステーキで、子供達がお腹いっぱい
状態になるまで食べると、どのくらいになる
かという場面がありました。
結果はグラム数がそれぞれ少し違うのですが、
全員三皿でした。
すると、母が申しました。
アタシは三皿なんて食べられないわ。
一皿で充分よ。なんで、食べられるのかしら。
そりゃあ、子供だもの。成長期だからやん。
私達みたいに、年取ってないしね。
あら、アタシ、そんな年だとは思ってない。
はぁ・・・。おっかさん、アータは何歳だと
思てんねん。
94歳と64歳なんよ。
やだ、94なの?
でも、アタシ、まだ死にたくない。
そうやね、お医者さんからは100歳まで大丈夫
って言われてるよ。
アタクシの方が先かもしれないと言いたかった
のですが、やめておきました。
1年ほど前は、顔を歪め言っておりましたのに
アタシ、死にたいけれど、死ねないのよ!
母自ら、「死」という表現を、最近、口にして
いませんでした。
死ぬことを忘れているのかと思っていましたが、
そうではなく、生きたいんですね。
どうぞ、どうぞ、お好きなだけ・・・。
ブログをお読みくださり、有難うございます。
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コメント
コメント一覧 (12)
すみません‼︎おじゃましちゃって
つい「生き死に」この言語にピーンとアンテナが立ってしまう ワタシです(-。-;
2人の老婆から 事あるごとに 「早くお迎えにきてほしい」耳がタコ〜ちゅうねん、です。けれど かたや あんず様のお母様は 「生きたい」のですね。
さて、あんず様なら?
私なら? もし仮に80まで生きたなら 思い残し やり残しが無ければ いえいえ それまでに やっちゃうから きっと思い残しは有りません はよー あの世へ逝かせて〜 実母 義母の様に叫び続けていると思いますぅ 笑
「令和」のうちにさようなら、と。
元職場のデイサービスから声がかかっています。実母 義母の関わりに支障が出ない程度に返り咲きも 有りかもしれません。桜満開のこの季節の 4月から
再び仕事 始めるのもいいかもですね(^^)
あんず様のお母様は、もっともっと長生きしたいんですね。
うちの母も、83ではまだまだ若いそうです。(^^;
テレビで80過ぎた芸能人が亡くなったと聞くと、まだ若いのにねえ~と、必ず言います。
お婆ちゃん!
男の平均寿命は80歳なんだよ!
この人は十分長生きしたんだよ!
平均寿命はとっくに越えてるんだから!
つい言ってしまいます。
父は86歳半で亡くなりましたが、母に言わせると、早く死んでしまったそうです。
いくつまで生きれば気がすむんだろう!?と思ってしまう今日この頃…
気がしっかりしている人は、年老いて身体が辛くなって、まわりにも迷惑をかけていると思えば、早くあっちの世界に行きたいと願うのでしょうが、
認知症になったら、貪欲に生きる意欲だけは無くさないのかもしれません。
やはり、認知症になった方が、「本人は」幸せなのかもしれませんね。
なんて情がないことを書いて…
でも、私はいつあの世にいってくれてもオッケーです。
やれることはやりましたもの。
それに、あと2年で、本物の老々介護ですもの。(TT)
伯母と面会に行きました
こんななっちゃって……と
こんななっちゃったけど、、、ここまでくるのが、大変だったんだけど……。
父の口癖は、、ただ、生きてるだけだよ、そろそろ、迎えが、くるよ~、でした。在宅の時は、早く迎えこいって、思ってました
ケアマネ訪問、、面会など、、元気そう、どうですか?食欲ありますか?と、聞かれる度言ってました。
まだまだ、生きたいって言いたいんだな……と、聞く度、思ってました。
伯母にも、ただ、生きてるだけだな~
と、話してて、久しぶりに聞きました。
食欲は、相変わらずあるので、まだまだ、でしょう。
2年ぶりの介護認定、介護3になって認定調査が1年から2年になり、喜びましたが、2年ってあっというまです。
認知症の寿命は長くて約10年と、
言われて、10年も、介護なんて無理と落ち込みましたが、後3年で、10年、父は、後3年頑張るのか?頑張れるのか……頑張りそうです。
在宅介護、最後の方に、子供が居る、白い猫が居る、今、白い服着た人が通った……など話し始めて、子供とお花が見え始めたら、迎えが近いと、霊感ある方に言われて、そろそろかあ~と期待した事も、懐かしいです。
ばばはデーのものを隠していたのをみつけて私と喧嘩しました。
股引をもっていこうとするんです。
股引私が4つもかってあげたのにそれはどこかにやってしまいました。
母にも怒られてばばはとんだ騒ぎになりました。
そうそうまだ膀胱炎なおらないんですよね。
明日歯医者へいかないといけないのにね。
スマホの充電するところの小さいひもみたいなものがはずれてしまいました。
また予約してドコモショップに行かないとね。
こわれやすいんですよね。
先日の母の誕生会、「今日はなんやの?」と問われ「お母さんの誕生日やで」と答えると
「私いくつになったん?五十一歳くらいか?」と言いました。「お母さん、私より若いん?」と言うと
「え、そんなら何歳?」「お母さんは今日で七十九歳」「・・・」
本人は若いつもりのようです。
いきなりステーキ、近くのモールに入っているので一度食べたことがあります。ランチだと
安くて少量食べることができるので私のように小食の者には良いです。味もおいしかったです。あんず様もお肉好きならぜひ。
もう20年以上昔のことでしょうか。ニュースステーションの【最期の晩餐】という企画コーナーで「明日死ぬとわかったら最後に何を食べたいか?」という質問に対して樹木希林さんは「明日死ぬと分かっているならもう何も食べない」と答えていました。見事な死生観です。
母は相変わらず、出口を探して特養の廊下を車椅子徘徊し、旺盛な食欲で三食を完食しています。言葉には出せないけれど家に帰って生き続けたいと言う無言の叫びかも知れません。
老いを受け止めて安らかに死を迎えるということは、もう母にはできないでしょう。
細胞に寿命がある以上、生き物は必ず死ぬのだと母に言い聞かせるのも愚かだし、私はただこの無言の叫びを見つめるしかありません。
母は今年の10月で米寿を迎えます。なんだか死にそうな気がしません。体重も増加しているのでズボンもすべて買い換えました。こんなにコロコロしてる老人は特養の中で母一人のような気がします。
弟に電話で近況報告をしたら、しばしの沈黙の後に「90は確実やね‥‥今死んだら化けて出るかも」と申しました。化けて出るなら弟のところに出てもらいたいと切実に願います。
いやいや、母も「早く死にたい」と言っていました。
それが、だんだんと言わなくなりました。
どうも、認知症が進行すると、また、違う思考?に
なるのかもしれません。
私は母を見送ったら、ほんとの自由な私の人生だと
ずっと、思っていました。
ところが、母がこの世にいる限り、私の残りの人生が
減っていく・・・。
ケイ様、出来るときに、出来ることをやるのがいいと
思います。
返り咲き、賛成です。
私も思います。
「いくつまで生きれば気がすむんだろう」
母は5人兄弟の末っ子。伯父伯母達は全員亡くなりました。
母には、兄弟が亡くなったという記憶がなく、
誰かが生きているという感覚があります。
どうも、自分の年齢は70歳くらいと思っているのでは
ないでしょうか。
お母様もきっと、60歳代から70歳代と思われてるんでしょうね。
94歳は、もう、シワシワのクチャクチャ。
母にはそれがわかっていないというか、全く気にしていない。
認知症は恐ろしや・・・。
認知症の寿命は10年から15年
アハハ、そんなん、ウソやぁー!
母はそろそろ、15年になろうとしています。
「令和」になって何年生きるのでしょうか。
もし、本当に100歳まで生きるとしたら、
あと6年・・・。
私は70歳になってしまう。
今も、将来に関して、何もないのに、
うーん、体力もなくなり、何か病気を抱えて、
夢も希望もない人生を送ることになるのか。
と思うこの頃です。
母も肺炎で入院していたとき、天井を指差して、
「お母さんがいる」と言いました。
でも、まだ、今、生きています。
体調はいかがですか?歯は大事ですから、歯医者さんへ
行くのは仕方ないですね。私も治療しなければならないんですが。
ばば様はご自分で何でも出来ると思っておられるんですね。
高齢者を怒ってはいけないと思うのですが、私も母に
キツイことを言うことがあります。
4月なのに、東北、北海道は雪が降っていますが、
明日の朝までは寒気が南下しているようですが、
ようやく、暖かくなるようです。
気を付けて、通院してくださいね。
そそ、母も自分が60歳くらいと思っているようです。
娘より、若い・・・。それで、本当の年齢を聞いて驚く・・・
どちら様も一緒なんですね。
いきなりステーキは、横須賀中央にあります。
行ってみようかな。
「母は相変わらず、出口を探して特養の廊下を車椅子徘徊し」
ここを読んで、私も思い出しました。
大腿骨を骨折して入院していた母が、車椅子徘徊していました。
エレベーターのドアが開いたとたん、凄い形相をした母がいました。
ゾッとしました。
それに比べると、自分で車椅子を動かせないだけに大人しくなりました。
体重の増加もわかります。母も三食完食ですよ。
この寒気の南下で寒いけれど、施設内は室温が一定で
規則正しい生活をしている、長生きできる環境ですよね。
樹木希林さんの「明日死ぬと分かっているならもう何も食べない」は
素晴らしいですね。
こういう覚悟はなかなか出来るものではありませんね。