母のように、まだ、意志の疎通が出来ると、
作業作業療法のようなイベントは、本人の
意志を、重視されます。
母は、嫌なものは嫌という頑固なタイプ。
そういう場合は、スタッフさんは強制はしない
ようです。
あとは、家族からの要望があれば、連れ出して
くれます。
キャバリアのナナちゃんのお母さんは、家族の
要望から、毎回参加しています。
同じユニットからは、もう一人。
どうも血管性の認知症の方ですが、無表情で
あまり、言葉を発しないバンブー(苗字に竹
の文字がつきますので)さん。
しかし、娘さんが見えられると、表情が柔ら
かくなり、少しですが、微笑むときがあります。
このバンブーさんは、母と同郷の鶴岡市出身。
それに、若い頃、伯母と同じ地域の小学校の
先生だったそうです。
集団作業療法へは、アタクシが連れ出すので、
週に2回ほど。
そのときは、母がユニットに戻る際に、一緒に
帰ってきています。
同郷で、ご一緒しましょ。
無口なバンブーさんは、自らお話することは
ありません。
戻る前に、作業療養士さんがバンブーさんに
訊ねていました。
バンブーさん、お子さんは?
すると、指を1本。
お嬢さんなんですか?
ゆっくりと頭を縦に。
じゃあ、お嬢さんは鶴岡市に居るんですか?
頭を横に振るかと思いきや、机をトントンと
指で叩いて、
ここに、居る。
なんで?・・・・。
バンブーさんのなかでは、娘と一緒に暮らして
おられるのかもしれません。
母もそういう幻想があればいいんですけれど。
母は車椅子で、バンブーさんにはアタクシの
肩に手を置いて貰って、一緒に戻っています。
廊下を歩きながら、毎回、母に言います。
バンブーさんは、大山の小学校の先生やった
んよ。
まあ、じゃあ、かおちゃん(伯母の名前)と
同じところね。よろしくね。
母も、毎回、同じことを。
バンブーさんは、いつも、頭をコックリと。
コメント
コメント一覧 (8)
大きな声で怒ってきた。ばばのショートのかばんは私がアマゾンで買ってプレゼントしました。
ばばのほうが優しいしまだありがとうっていってくれるし介護がしやすいです。
母はすぐ怒ります。ばばも怒ることをしっているので私になんでも相談します。
毎晩トイレにいくとばばもトイレにいってってせき込んでいました。
それなのにデーに変な格好でいきました。
ウチの母はもう作業療法はできません。物をたたむことが好きだったのでタオルたたみを勧めてもらっていましたが全く駄目でした。集中力や根気というものが殆ど失われています。
2年ほど前まではデイサービスで得意絶頂に塗り絵をし、周りの人にアドバイスまでしていたようです。しかし突然、塗り絵が1色塗りになりました。花の塗り絵が茎も葉も花弁もすべてグリーン1色で塗られていたのを見た時は衝撃でした。母は元来絵が得意で水彩画の展覧会にも定期的に出品していましたから、デイサービスの塗り絵なんて「子供だましだ」と馬鹿にしていたのです。
冷静に振り返ってみるとあの1色塗りが母の認知症の猛烈な進行の始まりだったような気がします。
バンブーさんは発語に支障があるのでしょうが、会話の理解力はまだ残っておられるようですね。ウチの母は発語も理解力もかなり失われています。今後はどのような展開をしていくのか、私には想像もつきません。認知症になりやすい性格というものがあるそうで、ウチの母はかなりそれに合致していますし、糖尿病も後押ししているのでしょう。
20年以上前、『白秋のとき』というTVドラマがありました。緒方拳さん扮する50代のバリバリの社長が若年性アルツハイマーを発症し、1年後には記憶も能力も失い施設で過ごすことになるという衝撃的なドラマでした。私は「怖い病気だなぁ」と漠然とした感想を持ちましたが、まさか20年後に自分の親が認知症になるとは夢にも思いませんでした。
作業療法、できるだけ続けてください。ご家族のそういう地道な努力が大切なのだろうなぁと思います。あんず様の母上はお幸せだと思います。
ばば様のショートはどうでしたか?二度と行かないっておっしゃったのでは?
ウーン、私も、もも様のお母様と一緒で、すぐに怒ってしまいます。
でも、後で反省はしますが(笑
朝寝朝酒、いいですねえ。休日ですから、そういう朝もいいですよね。そそ、朝ドラからの、チコちゃんですよね。ボーッと生きていてもいいんじゃあないかと思います。でも、そういう生き方をすると、認知症になりそう。今のままだと、ボーッとです。
気にしないでくださいね。
「デイサービスの塗り絵なんて「子供だましだ」と馬鹿にしていた」
同じです!!。母も戦争がなければ、美大に行きたかったと言うくらい
ですし、絵画教室にも通っていました。
そそ、以前は陰影をつけて、油絵風だったのが、次第に、ベタ塗りになり、
一色塗り。やっぱり、集中力がなくなり、すぐに「トイレへ行きたい!」
過程も一緒なんですねえ。
今は、運針を10㎝くらいするだけ。だんだんと、針目もぐちゃぐちゃ気味。
これは、ダメになるまで続けるつもりです。週に二度で、それ以上は
無理だと思っています。
バンブーさんは、おっしゃる通り、理解力はありますが、
言葉を発しませんね。
福童様のお母様の認知症進行状況から母をみると、母は、カメの速度です。
やっと、直近の記憶力低下ですもの。
会話はチグハグですが、まだ、理解はします。
私もまさか、母がという思いです。
ラクナ梗塞の疑い・・・これで、私も認知症になりやすいことがわかり、
血糖値も気を付けないとすぐに高くなりますし・・・。