集団リハビリに2日間続けて参加しました。

2日目、母は、全くやる気なし。


アタシ、何もしないからねっ!

そう言わんと、ここまでやろうよ。

渋々とやったものの、やっぱり無理でした。

20分も持たずに、

アタシ、トレイへ行きたい!

おっかさん、トイレへって今は大変なんよ。
わかってんのん!

さいざんす、
立位が出来ないので、トイレとなると部屋に
連れ帰り、母をベットに座らせてと・・・。

はいはい、それじゃあ、ユニットに帰りましょ。


ユニットに帰り、部屋のベットに母を座らせ
ました。

トレイなんだけれど、ここなの?

そうや。

パンツ、脱げないわ。

母に少しだけ腰を浮かせるように言って、
パンツをずらせました。

すると、母はベットの上でいざり、ポータブル
トイレへ移動しました。

便器に座ったからと排尿がすぐ出るわけでは
なく、アタクシは、その間にそそくさと帰り
支度をしておりました。

あら、○んちゃんが出ちゃった。

わかった、スタッフさんにきてもらうから。

施設では、排便があると暖かいタオルでお尻を
拭いているので、頼みました。


ポータブルトイレは、入り口には背を向ける
ところに設置してあります。

スタッフさんが、入ってきました。

みっちゃんさーん、お邪魔しますよ。
よかったですね。大きいのが出て。

まぁ、先生、娘じゃあないのね。
あの子にやらせてちょうだい。

すると、スタッフさんが言いました。

みっちゃんさん、私はプロだから、任せてね。

そして、アタクシに、お帰り下さいと顔で
合図を送ってくれました。

アタクシも、プロに任せたのだからと安心して
帰ることが出来ました。

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母は使用済みのトイレットペーパーを何回、
説明しても、バケツに落とすことが出来ません。

目の前のゴミ箱に、ビニール袋を入れてあり、
そのまま捨てられるようにしてあります。

出来ないことを無理やり、やらせることなく、
対処の方法を変えてやっているようです。