返事に窮してしまいました。

何故なら、母が言いました。

いつになったら、アナタと暮らせるのかしら?


おっかさん、一緒に暮らせることは、この先
あらへんのよ。

冷たい鬼娘だけれど、それが現実なんよ。

仕方ない、出任せで、この場を逃げよう。


そうやね、歩けるようにならんと無理なんよ。
車椅子で、あの家では暮らせへんやろ?

歩けるわよ。

はいはい、おっかさん、始まりましたね、
出来るもん、歩けるもん・・・

それがねえ、歩けへんねんよ。
左足の大腿骨を骨折してるやろ、さらに、その
右膝が痛くて立ち上がることも出来ないしねえ。

左足はなんでもないのよ。

四の五の言う母。

こういうことを言いだすのは、やはり個室に
居るとき。


今日もまた、面会にきたアタクシが居る間に
何回も言いました。

アナタが帰る前に、トイレへ行っておくわ。

009

介護ロボットのコミュニケーション型の開発も
されているようです。


エンドレスな会話を、エンドレスに続けられる
ロボット、ありませんか?