この頃、みっちゃんさんは、たまに痛いことを
忘れ、立ち上がって動こうとされるんです。
まあ、その動作が痛みがあるにもかかわらず、
早いんです。

ユニットリーダーさんから、言われました。

だんだんと痛みが軽減して、ひょいっと痛みが
ないときに、忘れてしまうようで。

こういうときが、一番危ないんです。
センサー音で、お部屋に駆けつけてみると、
ベットの手すりを使って立ち上がり、歩こう
とされる・・・。


結局、左大腿骨の骨折を忘れ、車椅子である
ことを忘れてしまう。

部屋のベットのすぐ脇には車椅子を置いてある
にもかかわらず・・・。

転倒で、膝を強打し、偽痛風となり、その際の
酷い痛みも今は忘れて、立ち上がってしまい、
瞬間の痛みで、転倒してしまう。


再度、転倒して、次に骨折しても仕方ないこと。

だけどねえ、骨折すれば、病院へ入院となり、
またまた、暴力婆さんと化すだけに、避けとう
ございます。


夜間、20人の入所者に対して、介護職員1名と
いう人手不足に対し、家族としては、何とか
出来ませんか?と問いたくなります。

だからと言って、在宅介護で家族が看ても、
転倒するときは転倒するんです。

事実、アタクシは母と一緒の部屋に寝ていた
にもかかわらず、気がついたのは、母が転んで
しまった後でした。


ネットで見つけました。


人手不足が深刻な介護現場で高齢者や外国人が
活躍する姿が目立っている。
加えて、ロボットの活用で人手不足を補おうと
いう動きも広がる。

(省略)

介護事業者もエンジニアを雇い、ロボットと
人間が共に働くのが当たり前の時代が訪れる
かもしれない。
そんな近未来を感じさせる介護施設がある。

(中略)

転びそうな人を見つけるシステム、腹部に取り
付けて排尿が近いことを知らせる機器、マット
レスの下に敷いて睡眠状況や呼吸、心拍数を
測定できるセンサー……。

施設内で働く複数のロボットがモニター上に
データを表示し、コックピットにいながら、
入居者の様子が把握できる。


[老いをどこで]支える「多様化する担い手」
(下)特養にロボ 職員30人分


YOMIURI ONLINE yomiDr.より


このAI(人工知能)を使って介護をしている
大田区の特養は、母がショートステイをして
いた施設です。

ショートはこの特養の一階にあり、母が利用
していたときは、こういうシステムには、
なっておりませんでした。

ロボットが、転倒しそうになっている入所者を
見付けてくれるのはいいんですが、見付けた
ときに、即、部屋に行ってくれるのは、誰?

その時、キュイーンとロボットが、母を抱き
かかえてくれるのならいいですけれど。


008


AI(人工知能)を利用した大田区の施設。

ショートステイで利用しているとしても、
400~500人待ちで、到底、入所出来る状態では
ありませんでした。

ロボットよりも、6匹のワンコ達が騒々しい、
今の施設の方が、よかったと思っています。