施設(特別養護老人ホーム)にいる母が、夜中
ポータブルトイレへ移ろうとして、転倒した
らしく、右膝を強打して、約1ヶ月になろうと
しています。

昨日、整形外科へ受診したそうでした。

やはり、一番最初の診断名と同じ「偽痛風」と
いうことでした。


初めて聞く、「偽痛風」・・・。

なんや、それ!?
痛風って、酒飲みのおっちゃんに多い病気と
ちゃうん?

ググってみると、痛風ではないんですね。


関節にピロリン酸カルシウムという石灰分の
結晶が貯まり、これにより強い関節炎が誘発
され、「痛風のような」強い関節炎がおきる
病気です。

痛風は尿酸結晶によるものですので、名前は
良く似ていますが、まったく別の原因です。

高齢者に多い病気で、原因は何もきっかけが
ない場合が多いそう。


打撲や手術、あるいは他の病気のために臥床
安静をしている際に起きやすいようです。
変形性膝関節症のある膝に多いことも特徴です。

はいはい、母は変形性膝関節症でございます。


症状としては、膝関節や手関節に多く、急に
関節が腫れて強い痛みがでます。
関節液がたまり、38度を越える高熱が出る
こともしばしばあります。

発作は、同時に多発しないでどこか1箇所の
関節に限定して起こることがほとんどです。

さいざんす、右膝のみでした。

参考:NPO法人高齢者運動器疾患研究所より
 

ほんに、強打という打撲が原因で、「偽痛風」
という病気にかかるなんて、母らしゅうござい
ます。

高熱が出ることもなく、膝の熱感だけでした。

熱が出ないというのは、母の免疫力がすごい
としか言えません。

負けるもんかという母の性格からなんでしょう。

やはり、鬼娘のほうが先に逝きそうです。

021

人間というか、動物は誰でも老化していくもの。

色んな老化現象が出てくる・・・。
単純にはいかないものなんですね。