先週は3日間だけ、某地方選挙の期日前投票の
バイトに行きました。
そこでの状景でございます。
会場へやってきた、一見、姉妹かと思われた
老女が二人。
まず、宣誓書の記入台でのワンシーン。
年上と思える婆様が、隣の老女に聞いてました。
ねえ、何を書けばいいの?
すると、億劫そうに、日付、住所、氏名と、
差し示していました。
アタクシは思いました。
これは、認知症かもしれないと。
ひょっとして、投票台においても、
ねえ、何を書けばいいの?
と聞くのではないかと。
もし、母と一緒に投票に行ったなら、母は同じ
ことをアタクシに要求したことでしょう。
選挙でございます。
夫婦、親子でも、相談するのはご法度です。
どうするのかと観察しておりますと、若干、
若く見える老女は、さっさと書いて投票して
婆様が訊ねるヒマなく、済まされました。
そして、知らん顔で出入り口に立っていました。
残された婆様は、その老女を求めるかのように
キョロキョロ。
ねえ・・・。
そばにいないのを諦めて、書き込んでいました。
そのとき、アタクシは気づきました。
あの冷たく突き放したような態度、あれは、
む・す・め!
母親と年が違わないように見えるのは、たぶん、
在宅介護で、疲れ切っているからだろうと。
二人が帰った後、個人情報を扱った部署にいた
仲間に確認しました。
あの人達、親子でしょ?
あんずさん、よくわかったね。
私は姉妹だと思ったけれど、親子だったわ。
だって、私も、この場ではそうするもの。
髪を束ねて、帽子を深く被ったその老女。
アタクシも在宅介護中はそうだった・・・。
美容院も行かず、髪はいつも一つに束ねた
ポニーテール風。
それを10年間続けていました。
告白しますわ。
おでこの生え際が、透けて見えるようになって
しまいました。
ま、老化もあるのでしょうが・・・・。
コメント
コメント一覧 (9)
冷たく接するのは、娘。
その通りです!
もっと優しくしてあげなよ、とよく言われます。でも、気になるから面会に行くくせに、行くと頭にきちゃうんです。そして、自己嫌悪。施設に預けておきながらって。
最近は穏やかな面会ができる日もあります。
お母様お加減いかがですか。早くよくなりますように。
私も、母には、優しくできません。
在宅介護中は、私も、美容院行かず、化粧も、しなくなり、帽子を深くかぶり…でした。
特養は、退所手続きして来ました。部屋代一日2500円、私は、1ヶ月位なら、払っても構わなかったのですが、、ショートスティで使いたいような?父の様子を見て、特養に戻る事は無理だと思いました。
戻れた時、部屋が空いてなかったら、系列の特養にと、言われましたが、私がそこは、嫌で、断りました。理由も話しました
ならば……部屋が空いてなかったら、退院→ショートスティ(部屋が空くまで)→部屋が空いたら、また、入所手続きして、再入所となるそうです。
荷物を取りに部屋に行っ時、すでに、誰かが、寝てました(笑)
早いよ……まだ、父の部屋だよ?
今だけ、借りてます……って。
もう、何も言いません。
父の写真、父が民謡で作った着物を準備して、後は、穏やかに、、、、
待ちます。
どうやら、父は、点滴を抜いたようです(笑)そんな元気あるの?復活する?かな……短期の仕事、面接断って良かったです……。いつになったら、働けるのかな……です。
病院の部屋が暑く、クーラー故障か?確認しました(笑)
愚痴を聞いて下さり
ありがとうございます。
あんず様、無理せずにお過ごし下さい。
医大のは痛いんですよね。あんず様も一回撮られたほうがいいですよ。
私も母もばばによく怒ります。
私はばばの好きなカルピスいれてあげます。
ばばは編み物せずに箱を折り紙ではってばかりいます。
今日は腰が痛いといっていました。
離れて暮らす両親の介護が始まり、実家へ通うようになってから
あんず様のブログを見つけて拝見するようになりました。
3年たちますが、今回のタイトルの「娘」というのを見てドキッとします。
一時よりはお互い落ち着きましたが、未だに怒鳴りあってしまうことがあり自己嫌悪の繰り返しです。
あんず様やコメント欄の介護の先輩方の書き込みに
涙したり励まされたりしています。
最期までおだやかにすごしてもらいたい、それだけが望みなんですけどね…
天候や気温の変化が激しいですね。ご自愛ください。
今日は母のところへは行かず、家におりました。
膝の腫れも痛みも、一時期と比べて、よくなりつつあります。
車椅子に乗れるまでは、一日置きに行くようにしようと思っています。
そそ、一日置きに行くのは、気になるから・・・。
でもねえ、面会中に、「いつになると帰れるの?」と聞かれると、
ムシャクシャしているときは、バッサリ、
「まだ、無理。歩けないでしょ!、こんな状態で帰れると思うの?」
と冷たく言い放ってしまいます。
おっしゃる通り、施設に預けたんだから、その分、優しくと
思っていても、出来ない。
そうなんですよね、自己嫌悪・・・。
面会が終えて、施設の外に出ると、ホッとするんですよ・・・。
ほんに、鬼娘ですわ。
優しくできない。冷たく接してしまう。
同性故、尚更のようにも思います。
あたしも、あんず様始め皆様と同じように自己嫌悪に陥る事、多々あります。
でも、どうしようもないことにも思うのです。
抱え込まず、自分なりの発散できるなにかを見つけることも必要ですね・・・。
今だけと言って、他の人を入れるなんて、ひどい施設ですね。
母のユニットでも、ココちゃんのお母さんが1ヶ月入院されましたけれど、
そのままで、1日たりと、他人が入るということはありませんでしたね。
点滴を抜く、そうそう、お父様には、鬱陶しいんですよ。
元気になるのが一番ですが、
たまのママ様がそこまで覚悟されていると思うと、
胸が詰まります。
お父様が穏やかに過ごせますように願っています。
たまのママ様、ご自愛くださいね。
ご自分を責めないでください。
同じような想いで、親に寄り添っている人は多いです。
ガンの治療で必要なのは、早期発見ですよね。
だから、来年1月にマンモを撮るのでしょうね。
私も、来年は偶数年齢なので、乳癌検査を受けます。
昨年もちゃんと、申し込んで、検査しました。
母も乳がんでしたし、母の主治医が、
「君も、おなじような体質だろうから、気を付けなさい。」と
言ってましたので
箱を折り紙で貼るということだけでも、ばば様はたいしたものです。
億劫がって、何もしない人が多いのに。
ご自愛くださいね。
こちらこそ、はじめまして。
お読みくださり、有難うございます。
遠距離介護、大変なことでしょう。
怒鳴り合う、それは、実の母娘だから出来ること。
今、思うに、母にもそれが原動力では?と感じます。
だから、出来るときにやってもいいのでは(笑
でもねえ、あの自己嫌悪・・・。
よくわかります。
ご両親様、お二人分・・・。
私の倍のご苦労をされていますね。
めぐろー様も、ご無理なさいませんように。
お互いに頑張りましょう!