女優の朝丘雪路さんが、82歳で亡くなられていた
ことがニュースで流れていました。

死因は何かと聞かれたとき、夫で俳優の津川
雅彦氏が緊急会見で答えておられました。

亡くなる数ヶ月前に交わした会話については、
相手が津川さんとわかって話をしたかどうか、
わかっていなかったそうな。

死因についても、「ないですね。診断書を書いて
もらった時にアルツハイマー型認知症と書かれて、
それ以外ありませんでした。」と明かしています。

介護をして、3年から4年とのことですが、同じ
アルツハイマー型認知症の母を抱えるアタクシ
には、そんなに短期で?と驚くばかりです。


安心介護というサイトに、ニューヨーク大学の
Barry Reisberg氏が、提唱している「アルツ
ハイマーの7つのステージ」ということを
紹介されています。


アルツハイマー病患者がたどる7つのステージと
必要なサポート


段階ごとのサポートについては 、ここでは省き
ます。
サイトを読んで下さい。


ステージ1:
専門の検査を受けない限り気づかない段階

この段階では、PETスキャンなどの専門の検査を
受けない限り、本人でさえもアルツハイマー病に
気付くことはまずありません。

しかし、そんな段階から脳の変化は始まっている
のです。


ステージ2:本人はおかしいと気づき始める

認知症の前段階である「軽度認知障害(MCI)」
から、 軽度の認知症へと移り変わっていく時期
です。

言葉を忘れたり、物をどこに置いたかを忘れたり
といった変化が出てきます。

本人は変化に気付き始めますが、 周囲の人は気づ
かないかもしれません。

本人が症状を隠すために“取り繕う”ことがあり、
余計に周囲の人が気づかなくなる場合もあります。

この段階では仕事や生活などに影響が出ることは
ありません。


ステージ3:周囲も変化に気付き始める

・たった今起こった事を忘れる
・同じ質問を繰り返す
・計画や整理整頓をするのが難しくなる
・新しく知り合った人の名前を覚えられない

このような症状が出てくるため、周囲も変化に
気付き始めます。

変化に気付き始めても、それが、アルツハイマー
病によるものなのか、それとも通常の老齢化に
よるものなのか、 判断が付きにくいかもしれ
ません。


ステージ4:初期症状の進行

ステージ3の症状がより強く出るようになります。
加えて、こんな症状も出始めます。

・自分のことを忘れる
・現在の月や季節を忘れる
・調理やメニューを選ぶのが難しくなる
・正しい金額を支払うのが難しくなる
(常に札で支払うので、財布が小銭だらけになる
 など)


ステージ5:軽度から中等度へ

ステージ4までは「軽度」なアルツハイマー病で
したが、この段階から下記のような症状が増え、
「中等度」なアルツハイマー病へと進行します。

・現在地が分からない
・時間がわからない
・住所や電話番号などがわからない
・季節に合わせた服装ができなくなる


ステージ6:失認や妄想

この段階では、こんな症状が出てきます。

・家族がわからない。またはほかの人と勘違い
 する
・仕事を辞めているのに仕事に行こうとするなど、
 妄想が出る
・トイレの介助が必要になる
・コミュニケーションが困難になる


ステージ7:寝たきりになる

アルツハイマー病の進行によって、大脳皮質の
機能が大きく失われ、 歩くことや座ることが
困難になり、寝たきりになります。

さらに進行すると、嚥下機能や呼吸や心拍を
司る部分の機能まで失われます。

そのことから「アルツハイマー病は命を奪う
病気」だと訴えている団体もあるほどです。



結局は、最期は老衰のような状態で亡くなる
ことからアルツハイマー病は死に至ると言われ
ているのでしょう。

母も何度も誤嚥性肺炎を発症しては、ターミ
ネーターの如く、復活しています。

人生いろいろ、ですが、認知症もいろいろ、
なんでございます。

007

それにしても、在宅介護で幸せな最期だったと
報道されるのを聞く度に、あ、そっ、そりゃ、
よかったんやんと思うひねくれ者のアタクシ、
でございます。


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コメント

コメント一覧

    • 1. はるはる
    • 2018年05月21日 21:18
    • あんず様、こんにちは。

      本当にここ最近立て続けに、著名な方々が亡くなられて、えっ‥‥!と驚くばかりです。

      朝丘雪路さんが認知症だったとは‥‥。
      そう言えば最近テレビに出ていなかったなぁと。
      朝丘さんと言えば、メイクをいつもキチンとして、可愛らしい天然な受け答えが印象的でしたね。

      女優というお仕事柄、常に人から注目されて、セリフ覚えもあり、脳を使っていらっしゃる方でも、認知症になってしまうのですね。
      津川さん自身が介護をされていたようですが、自身も体調が良くないみたいですし、きっと何人かのお手伝いさんが実際は看ていらっしゃったのではないでしょうか。
      どんな様子だったのか、もっと知りたかったですが、津川さんは、朝丘さんの女優のイメージを守るために多くは語りませんでしたね。

      認知症のステージ段階、うちの母は、まだ家族の顔は分かりますが、6に近い状態かもしれません。
      会話がちんぷんかんぷんで、この前は「つい最近まで私は働きに行ってた」とずっと専業主婦だったくせに、母の妄想世界が繰り広げられています。。。
      朝丘さんは、最期は娘さんの顔も分からなくなっていたようですから、母もいづれそうなるかも。まっ、その時はその時で(^_^;)
    • 2. 山椒魚
    • 2018年05月23日 09:15
    • おはようございます。あんず様

      あのニュース、私もずいぶん早い展開だなあ、と思いました。
      paku様のお父様みたいに、男性は早いときがあると思ったのですが、女性でもあるんだなあと、思いました。

      ところで、男性の場合、体が大きいし、力があるし、男は偉いと思い続けてた人生だろうし、娘が自宅で一人で介護するとなると、母親のようにはいかない点がたくさんある気がします。
      施設に放り込んでさえ、父の介護(というのもおこがましいですが)は、私には難しいです。
      私の父の認知症が早く進んだ原因には、周囲のサポートが難しかったというのがあると自覚してます。
    • 3. あんず
    • 2018年05月23日 14:26
    • はるはる様、こんにちは。

      そうなんですよね。あの津川さんも肺炎だそうで、わかりませんね。
      私のお友達のお母様の中には、朝丘さんのように、お嬢婆様がおられて、
      その方、認知症ではないんです。
      お母様が若い頃から、娘が母親に代わってなんでもやってました。
      そういうお母様はあと、二人いるんですが、認知症ではない。
      それでも、認知症になるんだから、ほんに、わかりません。

      私も朝丘さんの認知症に関しては、知りたいです。
      でも、経験上、イメージが崩れてしまうでしょうね。
      特に、こんな短期に進行が進むと、もっとひどい症状が現れているのでは
      と思います。

      専業主婦だったお母様には、働きに行きたかったという
      憧れみたいなものが、「働いていた」という言葉に出てしまった
      のでしょうね。

      何を感じて思っているのかと、母の脳をみてみたいと思うときがあります。
    • 4. あんず
    • 2018年05月23日 14:33
    • 山椒魚様、こんにちは。

      paku様のお父様は1年の間に進行しましたよね。
      うちの母と同じような症状だったのに・・・
      母が10年かけて悪化したのを、お父様は半年でという感じです。

      そそ、「体が大きいし、力があるし、男は偉いと思い続けてた人生」
      そう思います。
      母の何でも一人で出来ると言うのとは違う大変さがあるでしょうね。
      山椒魚様のお父様の進行は、致し方ないと思うし、それこそ、いろいろ、ですもの。

      お母様のうどんを食べられなくなってきたというのが、心配です。
      美味しいというより、お母様の口に合うものがあればいいですね。

      昨日、口のなかで溶けるメレンゲより、少し固めのクッキーを選んだ母に
      びっくりしました。
      入れ歯が合っていないのですが・・・・
      鬼娘、それがわかっているんですが、そのままにしています・・・。
    • 5. にゃんズの母
    • 2018年05月23日 16:55
    • こんにちは、あんず様。

      朝丘雪路さんのニュースは驚きました。
      しばらく前に、津川雅彦さんと別居しているらしいとの芸能ニュースでしたので、
      病気になっていたことさえ知りませんでした。

      義理姉の南田洋子さんも同じ病気でしたね。夫であり津川さんの兄である長門裕之さんも亡くなられて、津川さんご自身もかなり痩せられていましたね・・・。

      あたしの親世代の方の死は、年齢的にも仕方のないことなのですが身につまされます。

      あんず様のブログをお借りすると、母のステージは3と、まだまだ軽い方なので
      皆様の介護ブログを参考にさせて頂きながらの、自問自答の毎日です。

      今日も、2回ほど薬の時間を訊いてきました。薬を差すのが億劫だから余計に
      思い出せないのか・・・。
      もしかしたら、思い出すことを拒否しているのか・・・そんな風にさえ思ってしまいます。
    • 6. あんず
    • 2018年05月27日 01:10
    • にゃんズの母様、こんばんは。

      何の苦労もない人は、認知症には、なりにくいのではないかと
      思っていました。
      朝丘さんのように一切何もしないという方でもなるというのは、
      やっぱり、平等だと思いました。
      しかし、表向きよりも、ご苦労をされていたようなので、
      ストレスも多かったのでしょうね。

      ステージ3だと、認知症が進行しているか、歩行が不自由かと
      介助なしでは無理な状況ですよね。
      お野菜を育てられているようですし、とてもお元気なんですね。

      薬を差す時間を訊いてきたというのは、まだ、「薬を差す」ことは
      覚えておられのですね。

      認知症が進むと、薬のことも忘れる、目を手術したことも忘れる、という
      状態ですから、まだ、記憶力が残っておられるようです。

      思い出すことを拒否しているのではなく、最近の記憶がないからなので、
      教えて差し上げて下さい。

      何回も訊かれて、苛立つこともありますが(笑。
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