亡くなった下の兄の長女の結婚式、彼女自身の
希望で彼の故郷である甲府で挙げました。
7年前に父親をくも膜下出血で、3年前に母親を
余命2ヶ月の直腸がんで亡くした三人の子供達。
バージンロードの介添えは、彼女の兄が務め
ました。
亡くなった兄にしてみれば、どんなにその役を
やりたかったことか。
それを見ていて、アタクシは滂沱の涙。
しかし、その次に頭に過ったことは・・・。
アカン、お式が済んだら、集合写真や。
泣きはらした目では、マズイ顔がますます、
マズクなるやんか。
介添え役兄である甥も、先月、入籍したと
10歳も年下のお嫁さんと参列。
妹である末っ子の姪は、育った関西の高槻に
一人暮らしをしながら、仕事先は神戸の三宮だ
ということ。
親がいなくとも、三人それぞれ、しっかりと
人生を歩んでおり、なんと、不甲斐ない叔母
だろうかと頭が下がる思いでした。
母が言ったように、こうやって縁が出来て、
家族が増えるんだと実感しました。
次に親戚として、この子達が集まるときは、
ママのお葬式やね。
鬼娘のアタクシ、披露宴中に、向い座っていた
長兄に言いました。
往路は長兄のところの甥の車で行きましたが、
帰りは、母の施設に寄るために長兄家族とは
別に電車で帰りました。
お土産に山梨の代表銘菓である桔梗屋の信玄餅。
但し、きな粉が誤嚥しますから、プリンに。
ちょうど、おやつ時に着いたので、スタッフ
さんに渡して、三婆らに出して貰いました。
クリアな婆様に認知症婆が二人。
微妙に食い違う会話・・・。
このお話は、次回ということで。
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