母の施設(特別養護老人ホーム)では、週に
4日、希望者が集まってリハビリをしています。
先日、作業療養士さんの提案で、トイレット
ペーパーの芯を切っての工作をしました。
全く興味を示さない母に、台紙になる画用紙を
選ばせ、芯で作った花の真ん中を何で作るか
聞いてみました。
画用紙の色と、花の真ん中に使う物だけ選んで
それ以上のことをしようとしませんでした。
結局、これもアタクシが作ることに・・・。
一緒に参加している入所者のOさん。
ピンクの水玉模様のヘアピンをするなど、
ちょっとおしゃれなお婆さん。
このOさん、毎回と言っていいほど、こういう
物を作るときの発想が素晴らしい。
今回も、切った芯にリボンをクルクルと巻き
ました。
なんでリボンを巻くことを思い付いたの?
作業療養士さんがOさんに聞きました。
なんでって、そこにリボンがあったからよ。
ボソッと答えるOさん。
一つ目を巻き終わったOさんは、次に、茶色の
リボンを巻き、ハサミでわざと糸をほつれさせ、
また、変わったことをしていました。
私なんか、ああ、リボンがあると思うだけで
それを使うことを思い付かないし。
Oさんってすごい!!
いつも無表情なOさんが、少し照れたような
笑いをしてくれました。
Oさんの作品からヒントを得て、作っています。
母は、この日、塗り絵をしていました。
コメント
コメント一覧 (4)
あんず様の日々はお母様とともにあるかのようですね・・・そこまでされるのは やはりお母様の呪縛? 確かに親子の絆は夫婦と違って延々と・・濃いものねえ
くまは 最近 母が穏やかだと安心し 母が寂しそうだと 可哀想になり申し訳ない気分 加えて認知がだんだん進でいるのを見ると 施設に入れたことを後悔します
でもでも 在宅には戻れないよね だってチームあんずのみんなも体調下り坂 このまま老々介護突入だもんねえ
そそ 花の写真集を持って行ったら 久々にくま母の笑顔が見えたよ
まあ インフルエンザ防止の面会制限ちゅうなので 5分で帰ります ふふ
あんず様の頑張りって ひょっとして お母様がいるからこその頑張りだよねえ
たまには あんず様もチームあんずの皆様も
自分を ぎゅぎゅっ やさしくなでなで よくやってるうよと ヨシヨシしようぜ!
私はブログも書かずにしんどくて寝ていました。
カサブランカいちりんだけやっと咲きました。後は開かないみたいです。
私の手入れがいいからよとばばがいってくれましたが。おんなじこと何回もいうので疲れてしまいます。
私もくま様と同じ気持ちです。
母の呪縛もあるけれど、第一は、施設に入れてしまった、在宅介護をしないという、
後ろめたさです。
後悔はないのですが、後ろめたさを何とか、軽くしたいと思う行動が、
一日置きに面会に行ったり、リハビリに連れ出したりしています。
「花の写真集を持って行ったら 久々にくま母の笑顔が見えたよ」
こういうときって、心から安堵感を覚えますよね。
今度、また、新しい入所者さんが来るようです。
母と、会話の出来る穏やかな人ならいいなと期待しています。
何故、期待するのかというと、、
「母が寂しそうだと 可哀想になり申し訳ない気分」
くま様が思う気持ちを私も持ちます。
これをなんとかしたいという、他力本願・・・。
こういう気持ちって、ずっと続きますよね。
よくやってると思うこと、ほんに、重要です!
ヘイ ヘイ ヘイ 介護ガールズ♪
どんな時も くじけずに頑張りましょうぉ~
ブログの更新がないと、どうされたのか、心配でした。連日、病院へ行かれていたんですね。通院ほど、疲れるものはありません。お疲れのことでしょう。よく休んでくださいね。カサブランカ、素敵でしょうね。ばば様も嬉しかったから何度もおっしゃるのでしょう。どうぞ、お大事に。