母の施設(特別養護老人ホーム)では、週に
4日、希望者が集まってリハビリをしています。

先日、作業療養士さんの提案で、トイレット
ペーパーの芯を切っての工作をしました。

全く興味を示さない母に、台紙になる画用紙を
選ばせ、芯で作った花の真ん中を何で作るか
聞いてみました。

画用紙の色と、花の真ん中に使う物だけ選んで
それ以上のことをしようとしませんでした。

結局、これもアタクシが作ることに・・・。


一緒に参加している入所者のOさん。

ピンクの水玉模様のヘアピンをするなど、
ちょっとおしゃれなお婆さん。

このOさん、毎回と言っていいほど、こういう
物を作るときの発想が素晴らしい。

今回も、切った芯にリボンをクルクルと巻き
ました。


なんでリボンを巻くことを思い付いたの?

作業療養士さんがOさんに聞きました。

なんでって、そこにリボンがあったからよ。

ボソッと答えるOさん。

一つ目を巻き終わったOさんは、次に、茶色の
リボンを巻き、ハサミでわざと糸をほつれさせ、
また、変わったことをしていました。

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私なんか、ああ、リボンがあると思うだけで
それを使うことを思い付かないし。
Oさんってすごい!!

いつも無表情なOさんが、少し照れたような
笑いをしてくれました。

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Oさんの作品からヒントを得て、作っています。

母は、この日、塗り絵をしていました。