母の施設(特別養護老人ホーム)へ行かない日。

こういうときは、全部が片付いてもいないので、
荷物を解いたり、掃除したり、振込み行ったり
しております。

今日は、横須賀市の粗大ゴミ処理費用の振込
で郵便局へ。

東京方式のゴミ処理費用払込済みのシールを
貼るって便利やったんやと思いつつ。

そこでのことでございます。

アタクシの前に、窓口に立ったお婆さん、

あのぉ、通帳を失くしてしまったんだけど。

窓口のお嬢さんが、通帳の印鑑と本人を確認
する何かを持っているかどうかを訊ねました。

すると、そのお婆さん、モゴモゴと口籠る。

健康保険とか住民基本台帳カードとか、マイ
ナンバーカードとかの書類を要求されても、
持っていないと答えていました。

持ってなければ、再発行は出来ないけれど、
通帳がなくなったのなら、その通帳が使えない
処理をするかと矢継ぎ早に質問されたお婆さん。

すると、ボソッとお婆さんが言いました。

家のどこかに通帳があるんだけれど。
どこにあるか、わからないのよ。


アタクシにはわかりました。

このお婆さんは認知症なんだと。

結局、出直すと言って帰っていきました。


亡くなった伯母が、やはり、郵便局の通帳を
失くしたと言って、再発行を重ねていました。

遠方に住む娘である従姉が、郵便局から連絡を
受けて実家に行き、従姉立ち会いで、局員が、
通帳の在り処を示したそうです。

田舎ですので、局員が自宅にきて、入出金を
やってくれていたとか。

だから、伯母が通帳を仕舞うところを見ていた
らしいのです。

ここは、横須賀。

伯母の田舎より都会です。どうするのでしょう。

008

バスルームには、まだ、荷物があるし、冬で
寒いということもあり、近所の銭湯へ行って
います。

殆ど、お婆さんばかり。

アタクシなんぞは、若い方で。