先日、集団リハビリのクリスマスリースの飾り
つけをしたときのことでございます。
この頃、集中力の衰えた母が、珍しく長時間
リース作りをしておりました。
そのため、ユニットに戻るとすでに、食事の
配膳が始まっていました。
そこで、母には、先に食事をするようにと、
勧めました。
アタクシは、やり残したリースを作り上げて
母のユニットに戻りました。
すると、母はすでに食事を終えておりました。
テレビを前にして、ただ、一人、食事をして
いる母をみて、忘れていた後ろめたさがムク
ムクと湧いてきました。
じゃあ、在宅介護のときに、会話をしながら
食べたかというとそうではありませんでした。
認知症を患ってからは、母と二人で向い合って
食事をすることは皆無でした。
母はお腹が空くと我慢が出来ずに、待つという
ことが出来ませんでしたから。
とにかく、母の食事を用意して、食べさせる、
そして、母が終わるとやっと、アタクシの食事。
母は、テレビを見ながら食事をしていました。
今と同じ状況でした。
だから、後ろめたさを感じる必要はないと思う
のですが・・・。
施設という場所だからでしょうか。
(母が作ったリース)
施設へ向かう車のラジオから「クリぼっち」
という言葉が聞こえました。
なんだろうと思うと、「クリスマスをひとり
ぼっちで過ごす」を略した言葉なんだそうで。
この時期、クリスマスにお正月と、賑々しく
イベントが続き、世間様も年末年始休暇となり、
いちいち、うるせーという気分になってしまい
ます。
クリスマス・イブの今日も、粗大ゴミを区の
集積場に運び、そのまま、母の面会へ。
コメント
コメント一覧 (6)
どんな年でしたでしょうか?
お母様所へ通う事数十回?それとも三桁でしょうか?
一体いつまで通うのかと思いつつも足が向かうあんずさま。
やはり実母なのですよね、お母様に支えられてらっしゃるのですよね。
居るのといないのとでは違います。
お母様とてもしっかりしてらっしゃいますね、
そんなご様子にホッとしてらっしゃる所もおありかと思います。
うちわ義母も穏やかに進行しつつ、、、
今では身体を動かすことも、一人での食事も儘ならず、、、
それでも私の顔みると「まるこ~~」
と目を細めます(何故か私の事だけは分かるんです)
義母の手を摩りながら、意味不明のおしゃべりに付き合います。
聞き取れず、理解不能状態ですがうんうんと相槌を~
食事もとろみをつけてやっと飲み込む状態です。
それでも介護2なんです・・・特養への申し込みすら出来ません。
介護度が上がると費用も増しますので良し悪しなのですが・・・
人生の終末期を感じています。
帰り道は様々な事が過り、涙ぐんでしまいます。
あんずさまどうかご体調崩しませんように~
写真のリース、クリスマスだけじゃなく、季節構わず飾れそうですね。とても華やかです。
母のいる老健でも、先日松ぼっくりを使ったミニツリーを一緒に作りました。
レクは、ヤル気ゼロの母より私の方が楽しんで参加しています(笑)。
母が老健に入って約一カ月、あんず様のように、私もせっせと通い続けています。
私も母が広い食堂でぽつんといると、やるせない気持ちになります。
家で一人でいるのと、やはり違うんですよね。
そんな後ろめたさから、施設に面会に行かねばと思ってしまいます。
施設から帰ってくると、ぐったりと疲れてしまうのですが。
お引越しの準備も着々と進んでいらっしゃいますね。家一軒分の荷物を片付けるのは、大変ですよね〜。新居に持って行く物も、厳選して選ばないとすぐ物で溢れそうですし。
腰を痛めないように、ボチボチやって下さいと言いたい所ですが、期限が決まっているから、そうはいかないのかな〜。
ブログはずっと拝見しておりました。
どれだけ励みになったことでしょう。
義母の介護のため、会社をやめ、ここ1年以上友人と会うこともなく化粧する事もなく主人の実家の処分など介護と並行してやっておりましたが12月23日に永眠いたしました。
本日葬儀を終え戻ったところです。
義母が発熱し、容体が悪くなって1週間ほど付き添っておりました。
夜の施設、介護士の方々の優しさ、ハードな仕事内容肌で感じた時間でした。
私の介護生活は終りましたが、時々お邪魔させて頂きます。
あんず様、皆様本当にありがとうございました。
早いものですね、もう一年が経ってしまいました。
在宅介護中は、カフェでコーヒーを飲みたい、街を歩きたいと
願ったものですが、今は逆で、施設で出たとたん、「はよ、帰ろう!」と
猛スピードで帰ります。
それで、信号無視でキップを切られ・・・
うちわ様のことはわかる、やはり、誰に世話をして貰っているかを
よく理解されているんですね。
うちわハハ様は頼っておられるんですね。
そんなハハ様でも介護2ですか?
どうして?
自治体で、審査が違うとは聞いていましたが、ひどい!!
母は自分でまだまだ、生きると言っています。
そんなに頑張らなくてもいいのにと思うのですが・・・
昨年のクリスマスに頂いたコメントの返信です。
大変に遅くなりました。
はるはる様もお母様に代わってレクに参加されているんですね。
「後ろめたさから、施設に面会に行かねばと思ってしまいます。」
まさに、これも同じ。
そばに居るから、毎日でも行かれるのですが、あえて、一日おきにしています。
一緒に帰ると言われると、ほんと切ないです。
面会時間はそんなに長くないのに、なんで、あんなに疲れるのでしょうね。
四十九日法要を済ませたというコメントから1ヶ月以上です。
返信が遅くなってごめんなさい。
看取りに一週間も泊まり込み、葬儀などのお疲れと悲しさの中でコメントを頂いていたんですね。
このときに、何も言えずに申し訳ございません。
先日、やはり、クリスマスにお父様を亡くした友人と会ったとき、
チョコ様のことを思い出していました。
介護をやりきったと友人も言ってました。
チョコ様はよくなさいましたね。
お義母様を長崎へお連れになり、ご実家を片付けつつ・・・。
いや、いまさら、ながら、チョコ様が大変だったこと、思い知らされました。