悪夢が再びの、母の誕生日。


先週末の土曜日のお昼時、兄と一緒に面会を
致しました。

この時は、大好きな息子にも会えたし、じゃあ、
とばかり、翌日の日曜と月曜は母の施設(特別
養護老人ホーム)には行かずでした。

その日は、母の誕生日。

バラの花とケーキを持って参りました。

ユニットに入ると、スタッフさんから言われ
ました。

さっきから、「退院する」とおっしゃって、
荷物をまとめて帰り支度をされておられます。


えーっ、帰りたいとか、いつ、退院出来るの?
とか、言うだけで荷物をまとめるという行動は
ありませんでした。

母の部屋に行ってみると、ベット横に置いて
ある小引き出しの中身を全部、メガネコードで
縛ってありました。

さらに、壁に貼ってあった家族の写真と母の
塗り絵を剥がしてもありました。


ちょうどよかったわ。退院する支度、出来たわ。

ちょっとぉー、いつ退院するって言うたぁ?!
退院出来ますって、家に連絡もないっつーのに。

あら、言ったじゃあない。

あたしは、言わへんよ!!

じゃあ、貴男が言ったわねっ!

と、母が一緒に居たスタッフのお兄さんを、
いきなり、指差して、叫びました。

それも、母の目が吊り上っていました。

スタッフさん、思わず、タジタジ。

しどろもどろに、

いや、ボク、何も言ってないです。

しかし、母はさらに、激高して、

言ったわよっ!!、退院していいって!!

おいおい、お兄さん、アンタ、プロやろがぁ。
バシッと決めてーや。


言った、言わない、と、認知症初期の頃に、
何回も状況を説明した悪夢が蘇りました。

ここに居るのが病気にならないためには、一番
いいということ。

長生きするもんじゃあないわねっ!

激しく言う母に、

後、3年は生きてくれないと、母の年金で暮ら
しているアタクシが、大変なことに。

アナタ、働けばいいじゃあない!

おっかさん、もちろん、働くつもりや。
でもねえ、世間様は60歳を過ぎた婆を雇って
くれるとところは殆ど、ないねん。

だから、ママの年金が頼りやから、長生きして!


すると、母はまたまた、最初に戻ってエンド
レステープ。それも、頑固一徹のまま・・・。

それを、1時間近くにわたり、続けました。


何が原因なのか。

土曜日の面会は30分足らず。さらに、2日間、
面会に行かずで、夕暮れ症候群マックスに
なってしまったのか。

いやいや、この疲労、数日間抜けませんでした。

ま、アタクシの怠けクセもプラス要素でしたが。

005

今日のゴミ収集には、ぬいぐるみを処分。

45Lの袋、3つになりました。

後は西洋人形なんですが、中にあるゴムが劣化。

ほんとに、捨離断です。


これから、母の面会に行ってきます。