年配者が多い、短期バイト先。

ほぼ、同年代の方々で、必ず話題になるのは、
親の介護の有無。

すでに見送ったという介護の先輩、子育てと
共に介護中という方、アタクシのように施設に
入所させているなと、介護の模様も様々。

ある意味、ここで介護について色々な情報を
得られる場でもございます。

アタクシが皆様に愚痴ることは、在宅介護を
終了し、施設入所。
面会に行く度、「帰りたい。」と母が申すこと。

里心がつくから、1ヶ月は面会に来ないほうが
いいと施設側から言われたという方もいました。

母の施設では、なるべく、面会に来て下さいと
いう方針。

それぞれ、違うんですね。


三重県の施設に寝たきりで入所されていると
いうお母様がいる方のお話です。

東京に在住だったのだけれど、10年ほど前に
発作で倒れて半身不随になられたそう。

当時は認知症もなく、クリアなお母様だった
そうで、お母様自身がご自分の実家のある、
三重の施設に入所することを希望されたとか。

実家だから、兄弟、親戚、友人達が沢山いた
から、帰る気になったんだろうということ。

今はねえ、10年も経つと次々といなくなって
しまい、寂しいもんよ。

だけど、入所したときは、自分で三重に帰る
って言った手前、「帰りたい。」とは言わず、
「じゃあね。」だったわ。


現在は、認知症を発症されて、三重へ面会も
減ったとのこと。

アタクシからすれば、羨ましいお話。


しかし、東京から三重というように、遠距離で
介護されている方々には、物質的に精神的に、
負担が大きいことでしょう。

介護もさまざま、なんですね。

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来週の日曜日に、大阪へ行く予定です。

それは、ドイツ人と結婚した小学校のクラス
メイトが、お母様に会いに帰国するからです。

一人娘の彼女、おのずと、お母様は一人暮らし。

帰国すれば、お母様の今後を考え、施設巡りや
病院を探すそうです。