ただ一人で寝ているだけだからと、在宅介護の
ときもよく母は申しておりました。
寝ているだけでは済まないことも、母自体も
わかってはいるのだろうけれど。
ヘルパーさんに来て貰うことになるんよ。
こういうと、他人様が家の中に入ってくるのは
嫌だと、言っていました。
認知症初期の頃は、兄達も義姉も来て欲しく
ないとまで言うほどでした。
娘が世話するから、他人様が家にきてすること
ないということだったのでしょう。
一昨日の面会で、母に駄々をこねられてしまい、
死にたいとまで言われると、アタクシはそれを
ずっと引きずってしまうのです。
在宅のときも、デイやショートステイも同様に
アタシが死ねばいいと思ってるんでしょ!
と、よく言われました。
認知症の症状だから、と思うようにして暮ら
してきました。
どんなに嫌な気がすることか!
大腿骨を骨折して入院したときも、その後、
退院して、入所した老健(介護老人保健施設)
でも、時々、アタクシに浴びせました。
在宅介護中のときは、日常生活と母の世話に
追われて、嫌な気持ちを断ち切るようにして
暮らしてきました。
しかし、施設に入所した今は、それが、ずっと
気になって仕方ないのです。
在宅介護とは違って、24時間、そういう母と
対峙しているわけではないのに。
売り言葉に買い言葉ではあったものの、早く
あの世に逝って欲しいと願ったという自己嫌悪
と在宅介護を放棄したという後ろめたさに、
鬱々としていたこの2日間でした。
明日は、面会に行きますが、「薬を盛ってでも
殺せ」と言ったことは忘れているでしょう。
認知症はそんなもんなんですよねえ。
わかっちゃいるけれど・・・・
ほんの1時間ばかり、母と話をすれば、母から
解放される。
在宅介護中の方々に比べれば、贅沢なことだ
と存じます。
どうも、優しく出来ない鬼娘です。
コメント
コメント一覧 (16)
乳がんホルモン剤が影響するのだそうです。
卵巣脳腫とってくれた先生だったので安心でした。
お母様も本当にきついことを言いますね。
さぞあんずさんも辛かったでしょうね。お察しします。
母は癌になったら「子供うめへんのに子宮も卵巣もいらんやん」といいますが
女性でなくなってしまうような気持ちがしました。
ばばは「○○ちゃんはいい子だよ」また歩き出せるよと抱きついたら背中をさすってくれていました。ばばがいなかったら私の波乱な人生どうなってたかと思うと100歳まで生きて欲しいです。デーでも手先器用ねと介護士さんに言われていてわからない人に教えてるそうです。
お母様もあんず様だから甘えていえるのかもしれませんね。
私のばばも私にはしんどい行きたくないと一応いいますね。
死んだら良いと思っているんやろ !!
母にそう言われると
婆ちゃんが、私の事死ねと思っているんやな !? と言い返し…
不毛な戦いですよね
結構言った事、言われて嫌な事覚えているんですよ
で、他人様に言いつけたり(自分の都合の良いように)して…
つい、説得しようと思って本気で相手をすると、こちらが潰されるなぁと思います
だから、遠距離介護だけど完全に離れている時間が持てるのは助かっています
次行くとき、少しは優しく出来るし…(続きませんが 苦笑)
母は娘の寿命を削ってでも生きたい、少しでも楽になりたいんだろうなと思うとその業の深さに哀しくなります。そんなに頑張って生きなくていいのにねって思ってしまいますが、本人にもましてや私共にも及ばぬ宿命ですものね。
母は癌の諸症状が出ているのに、懸命にお医者様が何処も悪くないと言ったと、自分に言い聞かせるように繰り返します。それを聞くのも切ないものです。分かっているのに認めない、それが通用するのも認知症のなせる業なら、それも救いかも知れません。これから益々いろんな症状が出てこようという時に家に帰りたいと言われても、戸惑うばかりでどうしたものかと悩ましい限りですがこれも娘としての勤めであると共に、人生の先輩として、母が見せてくれる教訓なのかなとも、思っております。
お母様、口がたちますね。
やはり、娘がいるとそうなりますよね。娘が世話をするものだと。
あんず様の悶々とした心の様子、理解出来ます。言いたいことを言われ、当の本人は忘れて、言われた家族だけが嫌な気持ちになってしまうんですよね。
私の母も負けないくらい、口がたつんですよ。幼い頃から、あんず様のように、私も母には逆らう事ができませんでした。
先日、リハビリ病院に転院しましたが、そこでトイレの介助を私にやれと言い出したのです。
「あっ、あんず様のブログで書かれていたな‥‥こんなようなことを」と思い出しました。
あんたがいるんだから、あんたがやれば良いでしょ!と。
更に今日は、機嫌がよろしくなく、昼間ずっと寝てると夜眠れなくなるからと、車イスに座らせようとすると、寝てない!目をつぶっているだけ!と怒り出す始末。
何なんでしょう。もう、こちらも腹が立ってさっさと帰って来てしまいました。
娘、娘、って都合の良いように遣われ、もういっその事忘れて貰っても‥‥と思う鬼娘です。
今日のブログ 先日のブログ ともにあんず様のメンタルボロボロとお察しします
そうなのです 私も通い在宅介護の時は四六時中ハラハラドキドキで 息が出来ない様な気分でしたが ・・・いざ くま母を施設にお願いした途端・・めっちゃ罪悪感マックスです
知人でお母様を施設入所させている方にお話を聞いたら「最初は1週間に2回くらい やがて一月に2回 そして今は一月に1度行くか行かないかくらいよ 最初は怒るけどだんだん慣れてくるから大丈夫」
ふむ くま母 見事に最初から施設にすんなり馴染み 我が家より良いとまで言う
「この病院の看護師さんはみんなやさしい くまみたいに怒らないからいい」とのたまう
喜ばしい限り では面会も 行っても行かなくても・・・な・の・に!!!
毎日とは申しませんが 最低でも週3~4 この強迫観念は何????
実はあんず様と同じく2日行っていないのです・・ 初日はまだしも 今日は行ってないことが気になって 苦しいのです きっとあんず様も行きたくないけど行かなきゃ苦しい ですよね あんず様の気持ち みんな分かっていますよ くま
声援はこんなもんです。今年のゆずの出来はどうですか、もしかしたら最後かもしれないので記憶に残しましょう、種を植えて新居にお供させて楽しめそうです。どうせ一人の人生の記憶ですので生きている間楽しみましょう、お母様に苗を見せてみましょうね。まあ、なにこれって言われると思いますが。でも、思いは伝わると思っています。
昨日に引き続き感じたこと。
あんず様のあんず様のメンタルが心配です。
在宅介護にせよ施設にせよ、どちらも良し悪しなところも有ります。
上手く伝わると良いのですが、もう少し自身を解放させてあげてくださいね。
私も父の入院、施設に居たときは毎日通いました。近くだったこともありますが数分の面会を本人は待っているのがわかるから顔見せで新聞を届けに行きました。
母の時は入退院繰返し10年ほどの介護でしたが最終的に在宅介護でした。
不思議なもので喧嘩ばかりしても本当に弱くなると喧嘩も無くなります。
衝突してる間はまだまだ大丈夫なんだと思います。一概には言えませんがね。
あんず様も少しでも気持が休まることを願っています。
子宮頸がんと体がんの2つだから、痛いんですね。そそ、お若いから、ホルモン剤が影響するのでしょう。でも、痛み止めが一時間に一回とは・・・。よく我慢されていますね。ばば様が背中をヨシヨシしてくださる、それが痛みを緩和しているんですね。
わたしも、もも様にエアよしよしを!。検査の良い結果であるように、祈っています。あまり、先の先を思わず、お暮しくださいませ。私は、母の暴言だけで済みますが、もも様はご自分の病気があるんですものね。ほんまにエライです。
Mr.サンデーで、認知症の母親を撮りつづけているディレクターのことをやっていました。「お母様もあんず様だから甘えていえるのかもしれませんね。」もも様のおっしゃる通りみたいです。死にたいと騒ぐのは、構って欲しいから言うみたいです。
うちの母は、ばば様のように、私を慰めてくれることはありません。もも様が羨ましいです。
お疲れを癒しているのに、コメントを有難うございます。
そそ、不毛の戦い、とてもしんどくて、つらいですね。
>他人様に言いつけたり(自分の都合の良いように)して…
まさに、その通りです!!
わざと、私が言ったことを大きな声で、入所者の皆さんに
披露するんですよー!!
説得に応じるなんてありませんね。
アーいえば、コーいう、それも、論破されるときもあり、
この人、ほんまに認知症なんか?と思うくらいです。
ほんに、しぶといですわー
コメントを頂き有難うございます。
Kenomika様も一緒なんですね。わかって下さる方がいて、涙が出てきます!
>母は娘の寿命を削ってでも生きたい、少しでも楽になりたいんだろうな
そそ、娘が病気であろうと、自分の世話が第一と考えていますね。
だから、ほんとに私が病気になったら、どうするんだ?と考えてしまいます。
お母様、癌の症状が出ていて、お辛いのに・・・。母が、歩けないことを認めないのと一緒ですね。
車椅子でバリアフリーでない家でどうやって暮らす気なんだ?と思うのです。
私も母に言いたい。そんなに頑張らないでって。そして、今の状態を認めてって。
おっしゃる通り、私は母のように頑張ることをしないと思っています。
母親は、娘が自分の世話をするのは当たりまえ。人任せにするなんてとんでもないという考えですね。
一昨日、面会に行くと、打って変わってご機嫌で、私はなんで、悩んでいたんだ?って感じです。
私も母の認知症がもっと進行して、私を忘れてくれればいいのにと思っています。
>トイレの介助を私にやれと言い出したのです。
やっぱりねえ。施設に入所した今も言いますよ。
だから、わざと、トイレはスタッフさんにお願いします。
すると、トイレの中から母の声がします。「あら、娘ではないのね。」
腹を立てて帰るときの後味の悪さ。よくわかります!!
おお!くま様、母の微熱が収まってから、2日間行かないようにしていますが、
「初日はまだしも 今日は行ってないことが気になって 苦しいのです」
おっしゃる通りです。
2日間は絶対、行かないぞと、スタッフさんに次に行く日を告げて帰ります。
でもねえ、ほんに気になるんです。
そそ、だんだん、行かなくなるという気にならずです。
なんで、行かなくてもよくなるのか・・・。子供の頃からの母の支配力からなんでしょうか。
この頃の涼しさは、ほんに楽です。頑張らないと前に進めませんね。
柚子は大きくなりました。実が落ちることなく、定着したようです。実は、お隣に、枝を切られて、昨年より収穫は少ないです。
都内の家ですから、柚子の枝で、自分ちに日が入らないからでしょう。少しずつ、枝を切っていたようで、どうも、変だと思うのですが、現場を見たわけではないので、何も言えません。
母は柚子のことも、家のことも忘れてしまっています。どこの家だか、わからないようです。引っ越しが多かったので。
そそ、体調がわるくなると、とたんに、気弱になって、喧嘩どころではなく、
しおらしくなりますね。
母がご機嫌であることが一番ですが、暴言を吐かれると、私のメンタル、
ダダ下がりになります。
子供の頃、私が困った顔をするのをみるのが、快感だった母。
いまだにそうかもしれません。
コメントを頂き、感謝です。こちらこそ、はじめまして。
介護度5は、施設入所のほうがいいですね。実家に戻したくなるとお気持ちと、施設での夏祭りの様子、これもよくわかります。私も、今の特養に移る前の老健で、同じ体験をしました。母もやはり、今回のようなイケズを言い出し、「アタシが邪魔なのね、アタシは死にたい。」となずなずな様のお母様のような状態になり、お祭り会場からフロアに戻し、トイレへ行ったすきにスタッフに頼み帰りました。私も在宅介護中に母の首を絞めようかと肩に手をおいたことがあります。在宅介護を再開して、今よりもっと母を憎むことを思うと、今のままがいいのだと自分に言い聞かせています。施設に面会に行き、ご機嫌までいかずとも、まあまあ、穏やかであるとほっとします。なずなずな様、もう少し、様子見をしましょう。少しずつですが、お母様が慣れてくると思います。お母様にお仲間が出来るといいのですが。私は母の性格から、犬がいたほうが、いいと思い、犬猫のいる特養を選びました。ヘイ ヘイ ヘイ 介護ガールズ♪ どんな時も くじけずに頑張りましょうぉ~ 、です。