こういうところはね、儲けるためになかなか、
退院させないのよ。
母は目を吊り上げて、言い放ちました。
はぁ?!・・・・
いつものように、母の部屋で話していると、
なんで帰ることが出来ないのかとアタクシに
噛みついてきました。
体調がよろしいんでしょうね。
元気になると、このザマ・・・。
帰りたいコールには、アタクシものらりくらり、
やれ、医者が、猛暑が、と理由をこじつけて
います。
今日は、母も虫の居所が悪いのか、やけに、
突っかかってきました。
なんで、家に帰ることが出来ないのよっ!
車椅子で、どうやって、あの家で動けるんや。
段差のあるところでは危ないんよ。
アタシが何も出来ないって言うわけね。
ムカついて、そうや!と叫びそうになるのを
グッと我慢、感情を押し殺して、
今度、転倒したら、右側の大腿骨を折るかも
しれへん。
そうしたら、また、入院ってことになるんよ。
母は、しかめっ面をしました。
アタクシは、さらに畳み掛けました。
今もだけれど、24時間ママを看ないとアカン
ねん。あたしが一人で24時間も看れへんでしょ。
だから、ここで、看て貰ってるんよ。
虫の居所がいいと、母は、
アナタもここに来るのは大変なんだからね、
適当に放ってくれていいのよ。
と、殊勝なことを申すのですが。
こんなところに入るには、大変なんよ!
と、言いそうになりました。
おっかさん、あたしにも老後があるねんで。
アータと一緒に生涯を終えるなんて、とんでも
ないこと。
そのためにも、施設で看て貰うんやから。
わかってないんだろうなぁ・・・・
アルツハイマーに利く薬の開発が進められて
いるようです。
死ぬまで、シャンとして生きるか、「どちら
さん?」とボケて亡くなるか。
長生きもいいけれど、アタクシは、長生きを
しなくてもいいと思ってしまいます。
コメント
コメント一覧 (6)
私自身、認知症について正しい知識を普及啓発する立場なのですが、地域の住民には「じゃんけんして、一番、二番と順番をつけてもよいくらい、皆様(認知症に)なるんですよ」とお伝えしています。長生きしても、目的もなく生きたくはない自分もいますし、認知症になったときに「自分らしく」生活できるのかなぁと不安にもなります。
私に優しいウソをついてくれる人はいるのかしら…。私自身、今の仕事をプライドもって行っているので、認知症になると「私は知っているから!」「〇〇なんでしょ」と昔の知識を前面に出して、支援者に嫌われる認知症の高齢者になりそうです。そうすると億劫がられて支援者に適当にあしらわれるような性格となるんでしょうね(笑)。職場の人には「あなたが認知症になると支援者困るよね~」と本気で心配されることも。最低限、周囲に迷惑かけないように介護費用と、葬式くらいはしてもらえるような家族関係を維持していくことを目標に日々生活中です。早く、予防接種で予防できるような方法を見つけてくれないかしら…。その人らしく生活できるよう、支援者として価値観に寄り添い、家族とともに本人を支えていける環境を整えていきたいものです。
お母様は家にかえりたいのですね。年よりは誰でも家で亡くなりたいとこいうものですね。
ばばは入れ歯が合わないので歯茎がやせてですが一日に何回も痛いといいます
明日はデーの前の病院にきてくれる歯医者にいくみたいでいつもいく土曜日は休みです。
私が歯医者へ手紙をそえました。
今日も医者にいったのに吐き気がするというので、吐き気止めをのましました。
パンツをたくさんかったのにどこへいったのがしまってないし、肌着入れるところへ靴下とか洋服とか入れて私の用事を増やしてくれていますが孫とばばなので穏やかにしゃべってます。
昨夜のテレビ番組で、健康年齢、女性は73歳みたいなものが聞こえてきたような気がして、今日はなんかがっくりしてました。
でも、よくよく考えたら平均寿命というのはゼロ歳の人の寿命ですので、同じように考えるなら、健康寿命というのは現在ゼロ歳の人の数値で、アラカンまで、ぬけぬけと元気に生き抜けてた人の健康寿命は、もう少し長いかもしれません。
気をとりなおしてググってみると、こんなページがありました。健康寿命の考え方には色々あるようです。
介護認定2未満を健康寿命と考えるなら、65歳の女性の健康寿命はそれから20年。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1606/06/news057.html
介護認定1って、ぜんぜん自立じゃないのに。。。と、思いましたが。
でも、いろんな算定方法があるようですね。
映画のブレイブハートを思い出しました。
拷問で殺されるメルギブソンだったか、彼の言葉を思い出したソフィーマルソーのセリフに、「思ってもいないことを口にしないよう、鎮痛剤は処方するな」みたいなものがありました。
もしも、私が、健康状態とか、投薬された薬の影響で、いつもの自分と違ったことをうなされるようになったとすると。何をいうんでしょう(笑) すこぶる健康なときでさえ、空気読めないのに(笑)
文藝春秋の「認知症の常識が変わった」という特集の中で
「家族が絶対に守るべき10の約束」がありました。
読んでいる最中です。
その最後に、地域包括支援センターを活用と書いてあり、
ちょうど、二児のパワフルママ様のことを思い出していたところでした。
コメントを頂き、嬉しかったです。
特集にも二児のパワフルママ様がおっしゃっている「地域」がこれからの
超高齢化社会を支えていくのだとありました。
この頃、施設にいる母になんとか、母らしい生活をして欲しいと思い、
集団リハビリに一緒に参加しています。
>「自分らしく」生活できる
私もそれがこれからの目標です。
以前にも書いたように、近くの地域包括支援センターの最初のとっかかりが
よくなかったために、私の中では、未だに印象が悪いんです。
家族としては、二児のパワフルママ様のような職員がおられることが、
どんなに心強いことかと思います。
「新オレンジプラン」ですよね。環境を整えるだけでも大変なことでしょう。
母が逝ってしまっても、地域の一員として、出来ることをやっていきたいと考えています。
こちらこそ、お久しぶりです。やっと、コメントに追いつくことが出来ました。
柔らかいものしか、食べられず、大変ですね。痛みは治まったのでしょうか。
歯医者さんは、行きたくない病院です(笑。
ばば様の歯を、デイの前の病院でみてくれるようになってよかったですね。
入れ歯が合えば、噛むことが出来て、食べ物がおいしくなりますもの。よかった!
もも様は、ばば様の訴える症状にちゃんと対応されていて、ほんまに優しい孫ですね。
ばば様が長生きされる理由の一つですよ。
お母様は、ええとこ取りをされるんですね。笑ってしまいました~。
母には編み物は無理でした。やっていたからやねんとおっしゃるばば様。
それでも、素晴らしいです。
テレビ番組って「たけしの~」ですね。見そびれてしまいました。
山椒魚様の観点にはいつもながら、感心させられます。
考えるべきことをちゃんと考えておられる。
それに比べるとなんとちゃらんぽらんな私・・・。
ご紹介下さったサイトのなかに、
「介護を要する期間は男性:2年弱、女性:3年半程度という事実である」
えーっ、10年以上も介護されている母の健康寿命って?
そこから計算すると、母の健康年齢は、80歳ということになるのかな。
そそ、介護1って健康ではありませんよね。
算定することで、長生きしようぜっ!と慰めあっているのかもしれません。
もし、いつもの自分と違ったことを言ったとしたら、
鎮痛剤のせいだ言えばいいんですね。
いいこと、聞いちゃった(笑