介護に関する本があると、ガイダンスを読む
などしています。

朝日デジタルで、紹介されていた本があります。
著者は、医師であり作家でもある久坂部羊先生
です。

この本はフィクションです。



まだ、読んではいません。

しかし、朝日デジタルに先生が寄稿しておら
れる文章を読んで、違和感を持ちました。


上手に介護している家族に共通しているのは、
認知症の有無に関わらず、高齢者に対する
尊重と、感謝の気持ちが強いことだ。

尊重の念があれば、日付や前の晩のおかずを
聞いたりはしないだろうし、予防的にあれこれ
禁じたりもしないだろう。

感謝の気持ちが強ければ、多少の混乱や粗相
にも舌打ちなどせず、甲斐甲斐しく対応できる
のではないか。

そのような接し方をすれば、高齢者も快適
だから、脳はよけいなストレスに悩まされずに
すむ。

自ずと介護者への感謝も湧くだろうから、
たとえ認知症であっても、その状況を失う
ような行動には本能的に抑制がかかるはずだ。

結果、介護者にとっての問題行動も減ること
になる。

そういう境地に至るのは簡単ではないが、
小説ではきれいごとではない形で、ひとつの
道筋を示せるのではないかと思い、本作を執筆
した。

キーワードは「恩返しの発想」。


家族は認知症を恐れすぎでは? 
新著「老乱」の発刊に寄せて

(寄稿・久坂部羊) より

この頃のアタクシは、怒りっぽくなってきて
おり、認知症の初期か、はたまた、軽度認知
障害(MCI)なのでしょうか。

さらには、ひがみっぽくもなっております。

確かに、親には感謝しています。


しかし、夜中に何度も洗濯をすることが多く
なることもありました。

母が毎回トイレへ行く度に、母の足裏を拭き、
トイレとベットの間のベタベタとしたものを
拭き掃除する・・・。

感謝があるから、甲斐甲斐しく出来る?!

絶望感に苛まれて、落ち込む毎日。

そこには、「恩返し」という気持ちは存在して
いなかった。

さいざんす、アタクシは鬼娘ですから。

介護はそんなに綺麗ごとではないと思うけど。

002

今、読み始めた本は、「介護殺人」

これがまた、こんなん、フツーやと思う位、
切迫感が薄い。





そこまで至るまでを、文章にするには難しい
のではないかと存じます。


これらは、あくまでも私見でございます。