介護に関する本があると、ガイダンスを読む
などしています。
朝日デジタルで、紹介されていた本があります。
著者は、医師であり作家でもある久坂部羊先生
です。
この本はフィクションです。
しかし、朝日デジタルに先生が寄稿しておら
れる文章を読んで、違和感を持ちました。
上手に介護している家族に共通しているのは、
認知症の有無に関わらず、高齢者に対する
尊重と、感謝の気持ちが強いことだ。
尊重の念があれば、日付や前の晩のおかずを
聞いたりはしないだろうし、予防的にあれこれ
禁じたりもしないだろう。
感謝の気持ちが強ければ、多少の混乱や粗相
にも舌打ちなどせず、甲斐甲斐しく対応できる
のではないか。
そのような接し方をすれば、高齢者も快適
だから、脳はよけいなストレスに悩まされずに
すむ。
自ずと介護者への感謝も湧くだろうから、
たとえ認知症であっても、その状況を失う
ような行動には本能的に抑制がかかるはずだ。
結果、介護者にとっての問題行動も減ること
になる。
そういう境地に至るのは簡単ではないが、
小説ではきれいごとではない形で、ひとつの
道筋を示せるのではないかと思い、本作を執筆
した。
キーワードは「恩返しの発想」。
家族は認知症を恐れすぎでは?
新著「老乱」の発刊に寄せて
(寄稿・久坂部羊) より
この頃のアタクシは、怒りっぽくなってきて
おり、認知症の初期か、はたまた、軽度認知
障害(MCI)なのでしょうか。
さらには、ひがみっぽくもなっております。
確かに、親には感謝しています。
しかし、夜中に何度も洗濯をすることが多く
なることもありました。
母が毎回トイレへ行く度に、母の足裏を拭き、
トイレとベットの間のベタベタとしたものを
拭き掃除する・・・。
感謝があるから、甲斐甲斐しく出来る?!
絶望感に苛まれて、落ち込む毎日。
そこには、「恩返し」という気持ちは存在して
いなかった。
さいざんす、アタクシは鬼娘ですから。
介護はそんなに綺麗ごとではないと思うけど。
今、読み始めた本は、「介護殺人」
これがまた、こんなん、フツーやと思う位、
切迫感が薄い。
そこまで至るまでを、文章にするには難しい
のではないかと存じます。
これらは、あくまでも私見でございます。
コメント
コメント一覧 (13)
毎日イライラの真っ只中にいます。
あまり綺麗事のような言葉にも文章にも私は気持ちを逆撫でされる思いでイラッとしてしまいます。
私はあんず様のお気持ちと同様の部分に勝手にシンパシーを感じで毎回ブログ楽しみにしています。
小説、雑誌など本は私の癒しです。が、介護系は読みません。思うようにはいかない?とそこにストレス溜めてしまう未熟者ですから。
鬼娘の介護日記は私の癒しです。
ありがとうございます。
あんず様、本の紹介いつもありがとうございます。
奈良県の介護老人保健施設で入所者の女性97歳が死亡し警察では殺人事件とみて捜査を進めている。というニュースをyahooで目にしました。なんとも複雑な思いで痛ましいですね。
殺意を抱くほどの暴言、暴力、妄想、徘徊など色々な症状などがあり職員が感情のコントロールがどうにもできず起きてしまったのか・・・。それとも他の入居者の起こしたのでしょうか・・
入居者によるひっかき、叩き、かみつき、暴言、暴力、セクハラ、介護拒否など介護現場では日常茶飯事よくあることだと言いますよね。
介護する方も人間、される方も人間、感情ある人間に不幸にも憎悪のスイッチがはいってしまったのでしょうか。介護に実際関わった人間にはあのイラっと感やストレスも半端ないと理解できます。現場にそんな対策、対策も必要ということですね。
そんな事件に発展するやもしれない人対人の精神労働である介護、実態を悲しいかな軽くみて来切発射し未だ実態に追いつかない介護保険制度なんでしょうね。
そんなときであったのがあんず様のブログでした。溜飲が下がった思いでした。
こんにちはm(_ _)m。連日申し訳ありません。
ははは(笑)です。笑っちゃいました。
感謝していて恩返ししたいから介護してるんです。
それでも、それぞれ家族に歴史や思いがあるから、腹もたつし舌打ちもします。そして、我慢がまん…。
最近、カッとしたときは、冷たいものを思い浮かべます。
吹雪とか流氷とか南極とかペンギンとか(笑)
だんだん思い浮かべている自分の状況が、客観的に見直すと滑稽で、馬鹿らしくなって落ち着きます。
マリア様でも、お釈迦様でもない私はそれが精一杯です。
ご紹介くださった本の内容とのあまりの落差に思わず自虐的な笑いが出てしまいました。
このブログにお邪魔させていただいて、沢山慰められます。
本当に感謝しておりますm(_ _)m。
5月の終わりは心療内科です。
シュシュ通院前にアップしたので写真みてくださいね。
母に怒られながら孫に頼まれるとよっしゃーといって昔とった杵柄で編んでくれます。
高齢者に対する尊重と、感謝の気持ちが強いことだ。
書いてましたけど、ばばに尊敬と感謝をしてばばが私にも感謝してくれています。
よく話を聞いてあげてデーに財布をもっていこうとしたので、落としたらダメだからやめようねというとなおしといてといわれました。
これから認知症が進むのかなと思っているところですが、編めるのでましですね。
5月の終わりは心療内科です。
シュシュ通院前にアップしたので写真みてくださいね。
母に怒られながら孫に頼まれるとよっしゃーといって昔とった杵柄で編んでくれます。
高齢者に対する尊重と、感謝の気持ちが強いことだ。
書いてましたけど、ばばに尊敬と感謝をしてばばが私にも感謝してくれています。
よく話を聞いてあげてデーに財布をもっていこうとしたので、落としたらダメだからやめようねというとなおしといてといわれました。
これから認知症が進むのかなと思っているところですが、編めるのでましですね。
追伸老伸中古ですが読んでみますね。木村ふじこさんの本もかいました。
江原さんの本は20冊ぐらい読んでいます。ふたりとも霊能者ですね。
認知症への感じ方として、人には2種類あります。
ひとつは、この人もあの人ももしかしたら自分も認知症だと思う人。
もうひとつは、認知症と医師の診断を受けた人についても、認知症に見えない人。
面白半分に断定的に書いてしまいました。
スーパーのレジで、通り過ぎた後、おサイフをしまうのにゴソゴソしていて時間がかかり、あげくのはてに、次の人の私の方に向かってきて売り場にカートを押していった高齢の女性います。スーパーの出口から入ってきて、カートを押してレジを逆走したバカップルをみたこともあります。私は、高齢のおばさんは認知症にみえて、バカップルは甚だしいバカだけど認知症ではないようにみえました。
ブログを読んでそんなことを思いました。
起承転結のないかきこですみません。
ブログをお読みくださり、ほんと嬉しいです。
介護が大変であることは事実ですし、綺麗ごとではないも事実。
先の見えない介護。
在宅介護から解放されても、気持ちは同じです。
介護系は読まない、正解だと思います。
読んでしまうと、ズーンと気持ちが沈みます。
でも、気になるものは読んでいます。
介護が終わるまで、否、終わっても、皆様と同じ気持ちです。
私も母の首を締めそうになったことがあるので、殺人に至る怖さがわかります。いくら認知症という病気だからと自分で言い聞かせても、おっしゃる通り、感情のコントロールは難しいものです。そそ、「憎悪」。在宅介護のときは、自分の時間がない、先が見えない、何を言っても母には通じないという絶望感、そして、孤独感。このブログはツイッターにも掲載しているのですが、私の愚痴に対して、介護職だという方が、「私は時間がくれば、帰宅し、介護という仕事から解放されます。だから、続くのかもしれません。」と書き込んで下さいました。いくら、仕事とは言え、我慢のならないこともあるだろうと思います。やはり、給与を上げるとかの支援も必要でしょうね。母も結構、職員さんにキツイをこと言ったりすることもあります。だって、相手を配慮することが出来なくなってますもの。
そうでしたね、ICレコーダー!!。電話魔だったケサカ婆様。あの大変さについて、ひろちゃん様んちのケアマネも全く頼りになりませんでしたね。うちもそうでした。あの時は母は悪魔だったと思います。
今、認知症初期の症状にぶつかり、ご苦労されている方には、やがては穏やかになるからと申し上げたいです。しかし、どんどん認知症が進行して、手の付けられなくなる場合もありますね。そういう場合は、やはり、施設の入所をお勧めしたいけれど、それもケアマネのさじ加減ですからね。
連日、大歓迎です。
あー、それに対してのコメント返しが遅い私、
m(。-_-。)mス・スイマセーン
老乱の作家の先生がおっしゃるような介護をしていれば、
介護殺人なんか起こりません。
「マリア様でも、お釈迦様でもない私」
そそ、生身の人間ですから、親を親とも思わない一瞬もありますよね。
でも、家族ですから、介護をしていくんですよね。
どうぞ、手抜き介護で、ご自身をご自愛くださいませ。
外出が続いてしまうと、夕食を食べてそのまま、ソファで寝てしまい、
夜中に起きて、ブログだけ更新して、
また、寝てしまうという不規則な生活をしてしまってます。
痛くて、痛み止めを飲まないと寝られないもも様に比べて、
なんと、自堕落な私なんでしょう。
シュシュは可愛いですね。色のグラデーションで綺麗です。
それに、使い易そう!!
これは、頂いた方が喜ばれますね。
そそ、母もデイにお財布を持って行きたいと毎回言っていました。
「規則でね、お金は持ってこないでくださいと言われている」と
何度も母に言いましたっけ。
今は、お金については何も言わなくなりました。
尊敬と感謝。
確かに高齢者にはそういう態度で接した方がいいと思います。
でも、親に対しては、そんなこと、わかってるだろうと省略してしまいます。
もも様は、ばば様に態度で示しておられるし、お優しいし。
ばば様はそれだけでもお幸せです。
シュシュを始め、編み物が出来るのは、ばば様がまだ、
しっかりしているという証拠ですね。
通院、お疲れ様でございます。
「この人もあの人ももしかしたら自分も認知症だと思う人。」
今の私です。
自分も認知症では?と思いつつ、仲間を探すというか、
皆で渡れば怖くないと思うです。
私はレジで、お財布をしまうのにゴソゴソするのではなく、
探して、オタオタするようになりました。
次の人に、チッと舌打ちされたこともあります。
レジに並ぶ際は、わざと、混んでいる列を選び、
その間にお財布を探しています。