母の頭を割って、脳を見たくなりました。


今日は兄と一緒に面会に参りました。

行くと、母は不在。トイレでした。

アタクシは、いつものように、M.ダックスの
ジロ爺をかまい、母を兄に任せてしまいました。

まあ、Y郎なのね、来るなら来るって前もって、
連絡しませんかっ!!

座り込んでいたアタクシには、険のある母の
言葉に、どうしたのかと思いました。

なんだか、不機嫌そうな母の様子でした。


すると、ユニットリーダーさんから呼び止め
られました。

お隣で相手をして下さっているKさんに母が、
突然に、いきなり恫喝したのだそうです。

母の声はユニットに響きわたるような大きな
声なので、それで怒鳴られたKさんは、怯えて
しまわれたそうで。

Kさんと並んで据えたテーブルを少し動かし、
真横にならないようにしてあるとのこと。


アルツハイマー型認知症の診断をされている
のですが、海馬と側頭葉も萎縮していると、
言われていました。

側頭葉は、言語の理解、記憶や物事の判断、
感情を制御、聴覚をつかさどっている部分だ
そうです。

言語に関しては、読める漢字がありますし、
コミュニケーションも取れています。

元来の性格も、気が強く、アタクシなんぞは、
母が怒るとヘビに睨まれたカエル状態になり
ます。

暴言を吐くことは、認知症初期の頃からあり
ました。

しかし、大声で他人様を怒鳴ることはなく、
側頭葉の萎縮が進み、感情を制御できない、
または、不安感があってそうなるのか・・・。

きっと、怒鳴られたKさんもわけもわからず、
怖い思いをされたのだと思います。


認知症の症状の一つですから、様子を見て
いきますが、一応、ご報告しておきます。


帰りの車で、その話を兄にすると、

おいおい、また、追い出されるってこと、
ないだろうね。

さいざんす、母は検査入院をして、1日で、
病院側から、すぐにお引き取り下さいとの、
前科者なんですから。
そんな問題ではないのですが・・・・。

追い出されるということはないわよ。
だって、プロだもの。
お任せするほかないと思うよ。

おっかさん、恫喝とは、なんということを、
やってくれたんや。

005

まったく、もうっ!!

子の心、親知らず。

介護は子育てのようなもの、とか申します。

こういう場合、どうすればいいのでしょうね。

頻繁に面会したほうがいいのか。

アタクシは、施設にお任せして静観しようと
思っています。