家に帰ろうと車を運転しているのに、眠くて
目を開けていられない。
行けども、行けども、右方向へ行く道がなく、
延々と走っている。
やっと眠れたと思ったら、こんな悪夢で疲れ
切ってしまう。
こんな調子の毎日で、とうとう風邪を引いて
しまったようです。
昨日の土曜に母の介護老人保健施設(老健)へ
行くつもりが、だるい。
結局、行かずに一日、うっつらしていました。
これではアカンと、昨夜は睡眠導入剤を飲み、
しっかり寝たところ、楽になりました。
今日は、母に横須賀の特養の話をしました。
そこに、引っ越すことが決まったんよ。
今いる、ここと同じようなとこなんやけど、
ワンコがいるねん。
と、「特別養護老人ホーム」とずばり言わず、
モゴモゴと説明したところ、
要は、何なの?。
老人ホームやねん。
ふうん。はっきり言わなきゃ、わからないで
しょ。
あ、言うてしもた・・・。
しかし、母は全く動ぜずでした。
そんで、ママにやって欲しいことがあるねん。
いいわよ、なんでもやるわよ。
自宅で使っていた清水焼の夫婦湯呑は、父の
分は、お仏壇に置いてあり、引き離すことも
ないと思い、ほうじ茶を入れる湯呑を2個、
母に見せ、選ばせました。
柄はこれがいいけれど、ちょっと重いわね。
年を取ると持てなくなるかも。
いえいえ、91歳の今、持てるんだから大丈夫。
それから、お箸。
使っていたのは、お弁当についてきた箸で、
アタクシは捨ててしまったのです。
そこで、途中で甘納豆を買い、湯呑にお茶を
入れ、持ってきた箸で、摘まんで決めて貰い
ました。
これは、赤過ぎて嫌だわ。こっちは、お菜箸
みたいね。
握り易いと言ったのは、山中塗の箸。
しかし、塗りだけに、滑りやすい。
結果、箸のさきに、細工のある箸にしました。
こんなことやっても、忘れてしまうんだけど。
※
選んだのは、一番下の箸。金色の模様が嫌だ
と言いつつ、摘み易いということで決定。
途中でトイレへ行きたいと言って、スタッフ
さんに連れて行って貰いました。
そして、トイレから出てきた母が申しました。
あら、アナタ、来てくれたのね。
さっきから、来てるのに・・・。
コメント
コメント一覧 (9)
風邪の具合はいかがでしょうか?ご無理がたたったのでしょう。
いつまでたっても曲がれないとといったストレスを感じつ夢は疲れますね。
私もよく走っても走っても全力で走れない・・・と言った夢をよく見ていましたが最近は・・・そういえば見なくなったかも。
みっちゃん様、その場での会話、お見事ですね。ちゃんと意思疎通がしっかりされていて、とても認知症とは思えない。
士会s場念がちょっと変わると(トイレなど)ほんの5分10分で忘れてしまう。。。
人間の脳とは本当に神秘的にできていますね。どういう理屈なんでしょう??
私が好きな中島みゆきの曲に
『年を問うtのは素敵なことです、そうじゃないですか。
忘れっぽいのは素敵なことです、そうじゃないですか
悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら
忘れるよりほかないじゃありませんか』
という歌詞があるのですが、認知症の父を診ていたとき、そうだよな~ってよく
思い出しては口ずさんでいました。
忘れることも人間の防衛本能ですものね。現代に生きていくためには忘れることも必然なのかも知れませんね。
士会s場念→しかし場面が
問うtのは→とるのは
風邪如何ですか?
しっかり休んでください。
押し付けるのでは無くお母さんに選んで貰うって
あんずさんの優しさが分ります。
トイレもまだしっかりしていますね。
でもあなた来てくれたのねはチョッと
回路がどうなったらこうなるのって不思議ですね
何時までもあんずさんの事は解っていて欲しいです。
話題その1
マイお箸が可能なファシリティーなのでございますね。
きちんとした施設だと存じます。
うちの親たちがお世話になってるど田舎の老人ホームは、
お箸やカトラリーをもってくるように、との指示はありませんでした。
でも、おさじやおやつ用のフォークもいくつかをもって行きました。
1)普通に古いステンレスの小さなスプーンとフォーク。
2)昭和のニオイぷんぷんの七宝焼き?の持ち手のスプーンとフォーク。
その結果、現存するのは
2)は今も冷蔵庫の横に置いてあります。
1)は、チェックするたび似たようなのが何回か入れ替わっていて今はなくなってます。
食堂で一括して洗っていただいて、わからなくなったのでしょう。
どうでもいいんですけどね。
体験談として書かせていただきました。
話題 その2
以前に、親たちの履いてる室内スリッパが、見覚えないものであせりました。
出かけるときに、室内スリッパを、奥にある個人の下駄箱にいれずに
やっとね、来訪者もスリッパをおくオープンな誰でも靴棚に置く
施設のスタッフがいることに気がつきました。
オープンな誰でも靴棚に置かれたうちのジジババのスリッパを、
それが誰のものだとおぼえてるんでしょう。
本人が覚えてるならそんな施設にはいってないかもしれません。
結局、うちの親たちは、私の知らないスリッパを、何足も持ってました。
ご家族がしっかりしてたら、知らない人のスリッパに間違いられてると
わかったときに捨てると思います。
うちの親たちは捨てられるべきスリッパを、どんどん貯めてたみたいです。
私自身、それに、やっと気がつきました。
私自身の頭の悪さを含めて、いろんなことに、うんざりしてます。
タイプミスや脱字が多すぎて全面リライトさせてください。
以前に、親たちの履いてる室内スリッパが、見覚えないものであせりました。
親たちが外出するときに、室内スリッパを、奥にある個人の下駄箱にいれずに
来訪者もスリッパをおく玄関の「誰でも靴棚」に置く
施設のスタッフがいることに気がつきました。
「誰でも靴棚」に置かれたうちのジジババのスリッパを、
それが誰のものだと、スタッフの誰かがおぼえているとは、考えられません。
本人も無理。本人が覚えてるならそんな施設にはいってないかもしれません。
結局、うちの親たちは、私の知らないスリッパを、何足も持ってました。
ご家族がしっかりしてたら、知らない人のスリッパを間違えて履かせられてると
わかったときに、買い換えて、行き場のないスリッパは捨てると思います。
うちの親たちは捨てられるべきスリッパを、どんどん貯めてたみたいです。
私自身、それに、やっと気がつきました。
私自身の頭の悪さを含めて、いろんなことに、うんざりしてます。
再投稿も情けないです。すみません。
眠れないときが多く、万年睡眠不足感があるので、
疲れが出たのだと思います。
やはり、ストレスを感じる夢をご覧になってたのですね。
母が特養で穏やかに暮らせるようになれば、
見なくなるかもしれませんね。
母は、会話は成立し、屁理屈で辻褄があうように答えている
という感じです。
そのあたりの脳は縮んでいないようです。
だけれど、エンドレストークですし・・・。
ああ、認知症だと思うところもあります。
「忘れる」っていいことなんですよね。
中島みゆきにそんな歌があるなんて、知りませんでした。
you tubeで聞いてみます。
>忘れっぽいのは素敵なこと
忘れてしまうから、病気や転倒をしない限り、長生きするんですね。
お茶っ子様、ご丁寧に訂正を有難うございます。
急に寒くなったり、昨日は、こちらは20℃という暖かさ。
この寒暖の差が、体調を崩した原因だと思います。
この頃、とみに、認知症が回復してきたのかと
思うほどです。
老健さんのおかげで、トイレへ行きたいと
出る前に言えるようになりました。
でも、短期の記憶がダメですね。
さっき、話したこと、忘れてしまいます。
久しぶりにきた兄の顔を見て、ちゃんと名前を呼んだので、
ほっとしました。
毎日、バタバタと暮らしているうち、コメントを入れず、
更新のみをしてしまっています。
すみません。
マイお箸とか、お皿とか、お茶碗など。
ここ数日のスタッフさんの動きを見ていると、
そこまで、凝らなくてもいいのではないかと。
施設内も理想と現実があることに気が付きました。
そういうことに気がつくきかっけは、山椒魚様のコメントからです。
施設は共同生活だから、同じようなものがあれば、
個人的には別にしたいと思っても、
そのうち、ごちゃごちゃになる・・・。
それも、この頃わかってきました。
スリッパはその最たるものですね。