今日は何の日?
毎日が記念日と明確な由来がある日もあれば、
単なる語呂合わせによるものあり、どちらか
と言えば、後者の方が多ございます。

例えば、本日、10月10日。

目の愛護デー(1963年のこの日にアイバンク
が開設されたのと「10 10」を横に倒すと眉と
目の形になることから)

缶詰の日(明治10年のこの日に日本初の本格的
な缶詰の製造が北海道石狩町で始まった)

まぐろの日(神亀3年旧暦9月15日(新暦726年
10月10日)に山部赤人が聖武天皇の御供をして
鮪漁で栄える明石地方を旅したときに、鮪と
言う言葉が入った歌を詠んだ。)

お好み焼の日(ジュー「10」ジュー「10」の
語呂合せ。オタフクソースが制定。)

まだまだ、ありますが、前置きが長くなって
しまいましたわ。ごめんあそばせ。


さて、本題でございます。

日本転倒予防学会が制定した、転(10)倒(10)
予防の日なのです。

高齢者の転倒はその後の生活を左右する深刻
な問題ですし、介護する側も転倒し骨折する
と大変なことになります。

でも、母を在宅介護していたときに、真剣に
考えたことがございます。

もし、アタクシが転倒し骨折したとすれば、
母はロングのショートステイに行って貰い、
そのまま、ズルズルと施設入所になるかも
しれないと。

もう一方では、母自身が骨折して病院へ入院、
そのまま施設入所になるソフトランディング
になればいいのにと願ったこと。

はっきり言って鬼娘の願いが叶いました。

介護老人保健施設(老健)に入所したので、
万々歳なんでしょうけれど。


母はあの日、トイレへ行くために起き上がり、
少しバランスを崩し、体勢を立て直すことが
出来ず、しりもちをついてしまいました。

乳がんの再発予防に服用していた薬の副作用
で、骨密度が低下していたことも骨折の要因
でした。

あのまま、在宅介護をしていたらと思うと、
ゾッとしますし、老健に入所させたことは、
これまた、後ろめたさを感じるのです。

どっちになろうと、先が見えない無間地獄で
あることには変わりはございません。


在宅介護よりも老健に入所していることでの
条件はかなり良いことは確かです。

母の転倒予防を考えなくてもよくなり、ただ、
我が身の転倒がないようにと、自宅の階段も
ちゃんと踊り場の電気を点けて、上り下りを
しますし、駅の階段も下をよく見て使うよう
心がけています。

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一昨年、右手首を骨折してわかりました。
手は、どちらかが使えれば、なんとかなる。

しかし、足は骨折すると、介護は出来ない。
力を入れる際に、踏ん張れませんから。

介護をする皆様、

風邪を引いて、寝込むわけにも参りません。
健康でなければ、介護も出来ません。

どうぞ、健康にご留意のほどを。