神様がくれた病気、認知症

認知症ONLINEコラムに仁和病院院長の竹川敦
先生が、書かれている記事の題名です。


アルツハイマー病は、進行性の病気であり、
発症してからの平均寿命は15年くらいで大体
10年くらいで歩行不能の寝たきりに近い状態
になります。

最終的には、食べない、しゃべらない、動か
ない状態(失外套症候群)になり、死に至り
ます。


母はアルツハイマー病で、発症して10年目で
ございます。

アルツハイマー病の平均寿命は15年からだと、
あと、5年は生きるってこと?!

5年後には、アタクシは世間でいうところの、
高齢者となっております。

左大腿骨を骨折て、歩行不能になったけれど、
二度の肺炎をクリアし、完全復活の母。

今の状態からは、到底、「死に至り」ません。


アルツハイマー病の初期は、ほんま、「戦い」
でした。

竹川先生によると、家族もだけど、本人もまた
「戦い」なんだそうです。


老いていく自分の体と、向き合うのは非常に
ストレスがかかるんです。

無理矢理年のせいと納得するしかないんです
けどね。

そういう葛藤や自分の姿と向き合えなくなる、
素晴らしい病気、それが認知症なんだそうです。


「無理矢理年のせいと納得するしかない」、
本人が年のせいとも思わないし、納得しない
から、大変なんですけれど。


アルツハイマー病発症から失外套症候群まで、
認知症の症状が出て、あっというまになって
しまう人もいれば、母のように進行の遅い人
もいて、それぞれですが。

鬼娘のアタクシとしては、あっというまが、
有難いのですが、神様はそういう贈り物は、
下さらないようでございます。

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雨続きだった関東では、やっと晴れて30℃と
暑い日でした。

長袖を着るような寒い日があったり、今日の
ように暑い日がある・・・。

こんなとき、母が自宅にいなくてよかったと
思うのです。

居たら、母自体も温度調整が出来ず、苛立ち、
アタクシもイライラしたことでしょう。