「美味しいものを食べた時の幸せ」を口の幸
と書いて、幸福と読みます。
造語だとばかり思っておりましたが、中国語
の表記だそうです。
しかし、「美味しいものを食べた時」とは、
目で食べ物を見て、口に入れて、その感覚と
いうか、歯ごたえというかを味わって、美味
しさがわかるのだと思います。
義歯の使えない母のために、口に入るものは
全て、ミキサーか、すり鉢ですり、ドロドロ
状態にしてしまいます。
牛蒡、筍をすり鉢ですってしまうと、まるで
違う食物になってしまいます。
それこそ、
本日のすり物は、牛蒡と筍でございます。
どうぞ、お召し上がりくださいませ。
と注釈をつけないと、見た目もちがい、口に
いれたときの歯ごたえも違います。
何を食べているのか、わからない状態です。
「美味しいものを食べた時」=幸福
とは、ほど遠いものなんだと、お味見をして
思いました。
食べ物もカタチがあって、盛り付けが肝心で
あることもわかりました。
21日の顎歯科で、上あごのイボをレーザーを
使って取ってもらうまで、注釈つきの食事が
続きます。
アタクシは、顎関節症をやったので、固い物
は苦手なんざますが、母は義歯でもバリバリ
と食べるほどです。
6月早々の予約がある補綴科に間に合うよう
とにかく、5月中に口内の治療を終わらせる
ようにしないと。
だって、予約を取るのが大変なんですもの。
あ、母の「口福」より、治療優先であること
が、バレちゃいましたね。
コメント
コメント一覧 (2)
口福はなんでもいいんですよ。
おっしゃる通り、本人が美味しい、食べてよかったと思うことが口福だと思います。