低栄養の可能性は、「低」は◎、「高」は×。

老健入所時の栄養ケア計画書のなかに、そう
いう項目があり、太文字で強調されていた、

確かに大腿骨骨折で、入院してから病院食を
あまり食べなかったのは、事実でした。

全く、食べないということもなかったので、
母が「低栄養」だなんて、思いもよりません
でした。

今後の解決すべき課題として

①BMIという体格を見る数値では大きな問題は
ありません。

②血液検査結果から低栄養状態を伺えリスク
は高です。

③誤嚥性肺炎の経過もあり、今後、飲み込む
力(嚥下)がさらに低下する可能性が、常に
あります。

以上の3点が挙げられました。


お母様の体重は現在52Kです。
資料によると、入院時の体重は58Kとなって、
いますが、測り間違いではありませんか。

入院時に体重を聞かれて、実は、アタクシ、
母の体重を鯖を読んで伝えていました。
ほんとは、60Kだったんです。

つまりは、3ヶ月で8Kも体重が減っていたと、
いうことになります。

病院でも、お腹がいっぱいと言って、あまり
食べませんでした。
必死に食べさせようとして、母には嫌がれて
いました。

お食事が美味しくないということもあると、
思われますが、そのほかに思い当たることは
ありませんか?

はぁ。母は、「アタシは太っているから」と
入院中も言っていました。
それに、デイやショートでも、食事を残すと
いう傾向がありました。
家以外のところでは、少食にして、いわゆる、
外面ヨシコさんと化しているというか。

そうなんですか。食事の摂取量には、ムラが
あり、一口食べて、残されることも多いです。


どうも、認知症の思い込みで、食事をわざと、
取らず、ダイエットに励んでいるようです。

至れり尽くせりも有難いのですが、このまま、
母の好きなようなにさせておいていいですと、
言いたくなりました。

きめの細かい栄養管理をして頂いて、食事に
気を遣って頂いて、食べないという頑固もの
です。

低栄養で感染症に罹ったとしてもアタクシは、
施設を訴えたりしませんから。

011


打開策として、おやつを持参してお預けする
ことにしました。

どうも、バナナは好きな食べ物ではなさそう
なので、プリンとヨーグルトにしました。