今日の「徹子の部屋」は、女優の檀ふみさん
でした。

昨年5月に、92歳のお母様をご自宅で看取った
エピソードをお話していました。

10年前に脳梗塞を患い、入退院を繰り返して
いたとのこと。

お母様の介護もあり、ここ数年はドラマなど、
大きな仕事は受けなかったそうです。

しかし、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」では、主演
井上真央さんの母親役というので、出演した
とのこと。

その大河ドラマの撮影の最中に、お母様が、
体調を崩され、入院。

入院中のお母様は、「私をいくらで病院に、
売り渡したの?」とふみさんに訴えたそうな。

あまりに家に帰りたいというので、在宅介護
をし、兄弟三人でローテーションを組んだと
話されていました。

家に帰っても、「家に帰る。」と言い続け、
「ここは家ですよ。」というと、「あ、そう、
それじゃあ、帰る家はないのね。」と言った
そうです。

それだけ、母は苦しかったのでしょうね。

ふみさんは、徹子さんに話されていました。

大河の撮影を終えて、ローテーションがふみ
さんの番だった夜中、見守っているとどうも、
呼吸がおかしいと、兄弟を呼び、お母様の、
上体を三人で支えている間に息を引き取った
そうです。

「火宅の人」でご苦労をされた方ですから、
穏やかに子供達に見守られた最期を神様から
頂いたのでしょうね。


家に帰りたい、誰でも言うことですが、そう
出来る幸せな?人もいます。

母も、病院にいたときも、今も、家に帰る、
と言っています。

病院にいるときよりも、足腰がしっかりして
きているようなのです。

先日も、トイレ介助をしてくれた、ヘルパー
さんから、「掴まり立ちをして下さるから、
助かるんですよ。」と言われました。

今後、老健から施設を考えているアタクシ。

また、ゆらゆらと、在宅介護を取るべきかと
気持ちが揺れてきています。

老健には、書類で、母の最期は施設か病院で
という意向を提出しています。

母の最期をどのようにするかを、決めておく
ようにしなければならないなんて。

ま、その前に、特養の申込みが先ですが。

003

一昨日、介護保険の認定が「介護4」となった
通知が届きました。

これで、特養へ正式な申し込みをすることに、
なります。

複雑な気持ちです・・・・。