あんずが帰る前に、トイレへ行きたい。

さあ、そろそろと腰を上げると必ず申します。

鬼娘のアタクシ、母が入院してから、一度も
トイレへ連れて行ったことがございません。

入院当初、オムツに馴れない母が、ベン君の
出動に気持ち悪るがっておりました。

オムツを外した途端に、ドッと出動したので、
看護師さんもびっくりして声を出してしまい
ました。

アタクシとしては、どうしていいものやら。

すると、母が申しました。

あんず!、そこにいるんでしょ。
手伝いなさい!!

そのとき、看護師さんが母にぴしゃりと言い
ました。

これは、看護師の仕事です。
それに娘さんに出来ませんよ。無理です。

そうか、もし、手伝えば、母は、アタクシの
介助をあてにし、看護師さんの世話を嫌がる
ことになるんや・・・・。

病院では、看護師さんにお願いして、他人の
手を借りるということに馴れて貰わねば。


食事の前に必ずトイレへ行っているのですが、
アタクシの手を借りて行こうと思うらしゅう
ございます。

後で、看護師さんに連れて行って貰いや。

すると、母は目を吊り上げ、ヒステリックに
叫びました。

オシッコが出るのぉ!!したいのよぉ!!

その表情、ものの言い方、母ではありません。

もう、別の人ですわ。

老健でどうするか、アタクシも面会の際に、
学習しようと思います。

施設の生活で認知症の症状が改善することを
願っているのですが、どうなることやら。



010

「お名前シール」を衣類につけています。

これは、パレットハウスで注文しました。


014


「たまたま、今日、研修が本部であって、
入園入学だけでなく、施設へ入所にも使える
とピーアールするようにと、言われたばかり
なんです。」
お店の人から言われました。

貼ってみると、意外に色目は地味でした。
むしろ、赤色を使ったほうが目立ちます。