子供達のお年玉、用意しないとね。

昨年までは、この時期になると何度も言って
おりました。

母の言う子供達とは、息子の子供達のこと。
つまり、孫のこと。

ひ孫がいるとは、言われると、あ、そうね、
と思い出すけれども、顔はわからない。

孫はもう40歳近い立派な大人でも、母の中の
孫は、小さな子供のまま。

認知症を発症する前に、孫の結婚式にも出席
しているのに、記憶がありません。

まだまだ、小さな子供のまま。

2日前に孫に会ったとして、必ず、言うのが、

まあ、あなた、こんなに大きくなって!

僕は、三人の子の父親なんですけど。

甥から言われると、毎回、

まあ、信じられないわ。


ひ孫に会った、そのときはわかるのですが、
すぐに忘れてしまう。

年を取った息子の顔をみると、思い出すよう
です。

孫って可愛いでしょ?

そこまで、わかるのなら、ひ孫が何人いるか
くらい、覚えていると思うのですが、それは、
ございません。

上から、名前を言っていくと、

そうそう、そうだったわね。

どうも、孫までは、母の記憶の範疇のようで、
会えば、懐かしく思うのでしょう。


新しいことが覚えられない。

孫の子供は、孫ほどの可愛さがないというか、
存在の記憶がないので、どこか、他人事かも
しれません。

ジコチューですからね、まずは、自分ありき。

または、一に自分、二に自分、三四がなくて
五に自分の世界に生きておりますから。

016

午前中に郵便局で、違反金を払ってきました。

途中のお宅の庭で、冬のバラ