アタシね、何をするんだか、どうしたらいい
のかが、わからないのよ。
アタクシがこれから銀行と打ち合わせがある
ので、今日は臨時のデイに行って貰いました。
デイに対する猛烈な反抗はすっかりなくなり、
アタシ、胸が押されて苦しいの。ここで寝て
いるからと言うことは言います。
しかし、いつものように、
看護師さんがいはるからね、家にいるより、
ええよ。
ママが独りでここに居ると思うと、おちおち、
相手と話も出来へんねん。
以前は、それでも嫌だ!行かないと言われて、
仕方ないので、「私はガン患者」となり母を
脅してデイへ行かせていました。
今は、起床して何をするかが全く分からない、
季節も年月日も分からない、寄る辺がないと
いう感じなのでしょうか。
いま、ここはどこ?、アタシはダレ?
それが現実になりそうなのを、母も薄々感じ、
不安に思っている節が見受けられます。
「素直にデイへ行く」ことは、アタクシには
ストレスフリーなことなんざます。
が、その反面、認知症の症状が進行している
ということを実感させられることであります。
黄色が鮮やかで、初夏を思わせます。
ご近所のシバ犬のリキちゃんち。
コメント
コメント一覧 (8)
お母さま やはり緩やかとはいえ認知が進んでいるようですね
クマ母も 緩やかではありますが確実に 進んでいます
そうなんですよ 母の認知が進んでいることを身をもって感じるとき 何だか落ち込みます
クマも あんず様と一緒で 解放されたい気分マンマンなのですが・・・やっぱり 母親が弱るのを見るのはねえ・・・
お母さまは きっと不安を感じてらっしゃると思います
あんず様得意の ウソでも何でも 褒めておだてる! 作戦がよろしいかと・・・
ハグと ヨシヨシ!! あんず様と 京都のやずや様に送ります
うちの親たちも、認知症がだんだん進んでます。
母は体が少し元気になったおかげで、認知的な面で改善した
ところもあるように思います。でも、一方、これまでには
なかった勘違いもするようになりました。
最たるものは、私がランドセルをしょっている頃に仕事をやめて
専業主婦についた、と話したこと。母はずっと働いていて、
そのおかげでわずかですが年金もいただいてます。
そういうことを私が聞いたのは1回だけなので、もしも、今、
仕事を辞めた時期を質問したら、記憶が修正されているかもしれません。
一体、なんでそんな記憶がでっちあげられたのやら。わけがわかりません。
進行することはいいこともあるし、その逆もある。
この頃、そう思います。
そそ、解放されて自由になりたい!
先が見えない、重しのような日々がいつまで続くのかと思いますが。
そんななかでも、くま様のハグとヨシヨシは心強いです。
感謝、合掌です。
記憶違いというか、まるで、私小説のような、創作話のようなことを言っています。
でも、それは私にではなく、全くの他人に対してです。
在宅マッサージの施術の方に、話をしているのを聞いていると
はあ?エーッ!!ということばかり。
「オリンピックの選手の候補になった」と言ってました。
話半分どころか、創作話ですから本気にしないで下さいと言っておきました。
ほんと、でっちあげの話ばかりです。
すみません。思わず吹いてしまいました。
でも、よくよく考えたら、スポーツが好きで運動神経も良い方なら、
オリンピックとはいわずとも何かの代表になられた経験がおありなのかも。
昔々、会社の帰りに3ヶ月かよったカルチャー教室で、
自分の恋人はオリンピックのメダリストだ、と自己紹介した女性がいました。
でも、教室のだれもそのメダリストを知らず、そもそも、そんな競技が
あったのかぁー、と一同、思いもよらない勉強をしたぐらいでした。
あんず様のお母様も、もしかすると戦後の運動選手などあまりいなさそうな時代に、
マイナーな競技の選手を発掘しようとしてた人にみこまれて「君、○○を
やってみないか」みたいなお声がかかった可能性もあるのでは、と、思いました。
母は戦前、小学校の頃、「かけっこ」で足が速かったようです。
それで、学級対抗の選手に選ばれたようで、
そこから勝手にオリンピックへ発展したみたいです。
自分自身の夢と重なったか、自己顕示欲が強いのか。
創作して、膨らまして楽しんでいるのか。
認知症に慣れている人なら、母がしゃべっている最中に
私が頭を横に振ったりすると、理解してくれるのですが、
全く経験のない人が聞くとすごくびっくりされますね。