「悪性腫瘍特異物質治療管理料」と診療明細
書にはありました。


今日は地域提携医の紹介で、母の乳癌が摘出
出来るか診察して頂きました。


車椅子で診察室に入って、二言三言、話した
程度でしたが、


お元気ですね。
条件が揃えば手術は出来ます。


との診断でした。


このままにしておけば、「はながさく」のは
時間の問題であること。


その病状を発症させるリスクと認知症の進行
のリスクや痛みを比べても摘出したほうが、
よいとのことでした。


いやー、これはかなり大きいですね。
これでは、ご本人も辛いはずです。


これはアタクシにも責任があります。

母がしきりと、しこりがあることを気にして
いたのに、まさか、80歳を過ぎて乳癌はある
まいとほったらかしにしてしまったこと。


癌の手術は、たとえ、90歳であろうと100歳で
あろうとしますよ。


11月中の手術ということで、早速、今日から
検査をしました。


マンモグラフィに超音波検査、針による生体
検査は、東大病院ではやったんですけど。

他病院の検査結果は使わないんですね。

その他に血液検査・尿検査・心電図・肺気量
測定・レントゲン。


待たずにどんどん検査は出来たものの、母は
疲れ果てていました。


今週中に心臓超音波、CTスキャンの検査予約
さらに、11月に入り、心房細動外来、麻酔科
外来を受けて、全部の検査結果で最終判断を
するということになりました。


車で5分の病院とはいえ、母にとっては大変な
ことだとは思います。


「何もしないこと」を放棄し、「事を起こす
こと」を選択したアタクシ。


母の将来をも決めることになったんですね。

これもまた、鬼娘の仕業か・・・。


アタクシは、自分で自分の最期を決めたいと
つくづく思います。