昨夜のことでございます。


ベットの手前に食卓用の椅子を二つ並べて、
母が伝い歩きが出来るようにしてあります。


その椅子に人が座っている気配で、アタクシ
ハッと目が覚めました。


あ、母がトイレへ行く途中で座ってしまった
と思い、起き上がり、母に声をかけました。


トイレなら、ポータブルがあるやん。


トイレへは行ってきたのよ。


と返答があったので、そこから1mもない距離
のベットまで、手を添えてました。


一時、殆ど自立歩行が出来なくなり、部屋の
隅に置いてあったポータブルトイレをベット
後方におき、利用できるようにしました。


やはり、自分で歩いてトイレへ行き、済ませ
たいのでしょうね。


排泄の介助をされる母とすれば、他人の手を
借りたくない、出来る限り自分でやるんだ!
という元来の負けん気が出てきたのでしょう。


何がなんでも、自力で歩いてトイレへ行くと
頑張っています。


睡眠導入剤を飲んでいる、否、飲ませている
にもかかわらず、夜中に3回は起きて行って
います。


アタクシの目論見に反して、お見事!!



アタクシは、その都度起きて介助していたの
ですが、ポータブルは嫌だ、トイレは自分で
行くという母に対しては、これ以上の夜中の
お付き合いは出来ません。


アタクシの健康にもよくございませんもの。


転倒しても仕方がない、好きなように動いて
もらうのが一番と、気を張り詰めることを、
止めました。


どこでも、すぐに寝られるタイプなアタクシ。


また、以前のように、母の起きる音に気を取ら
れずに寝入ってしまうようになりました。



昨夜、母がベットの途中の椅子に座ったのは、
トイレからリビングの入り口までのほんの2m
もない廊下に掴むものがないことで、息切れ
を起こしたようです。


使っていない食卓用の椅子が二階にあるので、
階下へ下してみることにします。


周囲が一番悩むという自分の便をもてあそぶ
弄便があるわけでもなく、リハビリパンツを
履いていても、睡眠導入剤を飲んでもトイレ
へ行くんだと夜中にしっかり起きる母には、
認知症ながら、拍手喝采というべきでしょう

か、ねえ?